自分の頭と心とを通過させないで、唇の周りに反射的な言葉をビラビラさせたり、未消化の繰り返しだけやる連中がいるけれどーー学者に、とはいわないまでも研究者にさーー、こういう連中は、ついに一生、本当のテキストと出会うことはないんじゃないだろうか? (大江健三郎『燃え上がる緑の木』第三部「大いなる日」)
ビラビラ寄生虫がこのブログにつきましたので
しばらく蚊居肢ブログ本来の姿に戻って
ーーつまりは「ガガンボに尼っ子の肢腫れあがる」に戻って
寄生虫を追い払う試みをします。
白状させていただきますが、
蚊居肢子はお口のビラビラをきらっているわけではありません。
ただし下半身のお口のほうのビラビラ愛好家であり
上半身のほうはすぐに鳥肌が立ち嘔吐をもよおしてしまいます。