2019年2月17日日曜日

ボクの梅

前回から引き続くけど、この梅だ、庭の入り口の横手にあった梅の木。








桜にくらべてとっても上品だよ、梅は。桜なんてのは遠目の美しかない。あれは散歩につれた歩いてみせびらかす美人みたいなもんだ。梅こそ接近してにおいをかいでやさしく触れてうっとりする女だ。







梅宮大社の庭のなかの写真を眺めていると、あの当時は荒れ放題だったのに、いまではとても手入れがされている。





この池の鯉によくエサをやったもんだ。小さな娘といっしょに。







ぜんぜん関係ないと人は思うかもしれないけど、最近お気に入りのタールキニオ・メールラの Hor ch'è tempo di dormireを貼り付けておこう。これこそ梅花のような音楽だ。


◆Tarquinio Merula: Hor ch'è tempo di dormire; Voices of Music with Jennifer Ellis Kampani




Ellis Kampaniの顔は趣味じゃないけどさ、それはこのさいどうでもいいことさ。


またまた飛躍するけど、マリラ・ジョナス Maryla JonasのマズルカOp 68 No 3ってなんであんなにいいんだろ、これこそ真の梅の花かもな。だれもこんなふうに演奏できないさ。
◆Chopin - Maryla Jonas (1946) Various Mazurkas