2019年2月16日土曜日

梅の季節

いやあ、かぎりなく懐かしいね





25歳ぐらいから35歳のときまで、梅宮大社のごく近くに10年ほど住んだのだけれど、よく訪れた。夜、煙草を買いにいく途中で寄り道して寒気のなかコートの襟に首をすくめて蕾を愛でたり、家族で梅の実を拾いに行ったり、お酒の神様の神社だったので無料の桝酒が飲めたり。ちょっとした庭みたいなものだった。観光ルートから外れていたので、季節になっても客はほんのわずか。それもよかった。

そのせいもあり、桜にはまったく愛着はないけれど、梅には今でもひどく愛着がある。あの京都西郊の桂川に面した土地にも。桂川をわたる風がにおってきたよ、あの映像みてたら。



ボクが住んでいたマンションの構内の散歩道だけれど、桜はウンザリだね、葉桜になったら毛虫がふってきてひどい目にあった。左横は桂川の土手。この土手を散歩するのがとっても好きだった。