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2021年10月16日土曜日

とてつもなく家政術音痴の連中ばっかり

 

経済が弱いってのは女じゃないってことだよ。


Economy(経済)ってのは、古典ギリシャ語の οικονομία(家政術)から来てるんだぜ。これはマルクスだって言ってる、経済的構造がリアルな土台だって。


人間の物質的生産諸力の一定の発展段階に対応する生産諸関係の総体が、社会の経済的構造[die ökonomische Struktur der Gesellschaft]を形成する。これがリアルな土台[die reale Basis]であり、その上に一つの法的政治的上部構造[juristischer und politischer Überbau]がそびえたち、この土台に一定の社会的意識諸形態が対応する。物質的生活の生産様式[Die Produktionsweise des materiellen Lebens ]が、社会的・政治的および心的な生活過程一般[sozialen, politischen und geistigen Lebensprozeß überhaupt.]の条件を与える。人間の意識が彼らの存在を規定するのではなく、逆に彼らの社会的存在が彼らの意識を規定する。(マルクス『経済学批判』「序言」1859年)


リアルな土台ってのは母ってことだよ。


フロイトのモノを私はリアルと呼ぶ[La Chose freudienne …ce que j'appelle le Réel ](Lacan, S23, 13 Avril 1976)

モノは母である[das Ding, qui est la mère](ラカン, S7, 16 Décembre 1959)


で、女ってのは母の後継人だろ、


母の影は女の上に落ちている[l'ombre de la mère tombe là sur la femme.]〔・・・〕全能の力、われわれはその起源を父の側に探し求めてはならない。それは母の側にある[La toute-puissance, il ne faut pas en chercher l'origine du côté du père, mais du côté de la mère,](J.-A. Miller, MÈREFEMME, 2016)

全能の構造は、母のなかにある、つまり原大他者のなかに。…それは、あらゆる力をもった大他者である[la structure de l'omnipotence, …est dans la mère, c'est-à-dire dans l'Autre primitif…  c'est l'Autre qui est tout-puissant](Lacan, S4, 06 Février 1957)


ようは経済=家政術ってのは、女の専門分野だよ。女なる経済的下部構造が、法的政治的上部構造を規定するんだ。上部構造なんてのはアブクなる男どもに任せておけばよろしい。


いくらなんでももうそろそろ気づいたらどうかね。


世界は女たちのものだ、いるのは女たちだけ、しかも彼女たちはずっと前からそれを知っていて、それを知らないとも言える、彼女たちにはほんとうにそれを知ることなどできはしない、彼女たちはそれを感じ、それを予感する、こいつはそんな風に組織されるのだ。男たちは? あぶく、偽の指導者たち、偽の僧侶たち、似たり寄ったりの思想家たち、虫けらども …一杯食わされた管理者たち …筋骨たくましいのは見かけ倒しで、エネルギーは代用され、委任される …


Le monde appartient aux femmes, il n'y a que des femmes, et depuis toujours elles le savent et elles ne le savent pas, elles ne peuvent pas le savoir vraiment, elles le sentent, elles le pressentent, ça s'organise comme ça. Les hommes? Écume, faux dirigeants, faux prêtres, penseurs approximatifs, insectes... Gestionnaires abusés... Muscles trompeurs, énergie substituée, déléguée...(ソレルス『女たち』1983年)


最近は女でもシャボンのような政治家がいるにせよーーいやそもそも日本の女は政治家になるとほとんどみな男になっちまうんだろうな、虫けらにーー、本来の女の仕事は、あれら偽の政治家たちの嘘を見破って、そうそうにふん潰すことだよ。とてつもなく家政術音痴の連中ばっかりなんだから。ほんとにバカしかいないよ、家政に大穴空けてきたのに、穴埋めなんて微塵も考えず、まだ大借金することばかり考えてるヤツしかいないんだから。


全政党の党首呼びつけて、あんたたち、借金するのは悪いとは言わないわ、でもこの大穴どうするわけ、まずそこから始めなさいよ、と命令できるオッカサンいないのかね、日本には。ねえ、あたしがコロナ借金余裕でできたのは、財布の紐閉め続けてきたせいなのよ、って言える器の女が。



諸外国の財政をめぐる動きについて 

財政総論 財務省 2021年10月5日

ドイツ

リーマンショック後、債務残高対GDP比を削減(2010年:82.5%→2019年:59.7%)。メルケル首相は、これによりコロナへの対応余力があったと繰り返し表明。財政の健全性(2019年財政収支黒字、債務残高対GDP比60%未満)のおかげで、大規模な措置が可能に。


超過借入額(対GDP比0.35%の基準を超える借入。2020年:419億€、2021年:2,164億€)について、2042年までの償還計画を公表。



本来、女と男の違いってのは蝦蟇口とソーセージの違いさ。


彼女は三歳と四歳とのあいだである。子守女が彼女と、十一ヶ月年下の弟と、この姉弟のちょうど中ごろのいとことの三人を、散歩に出かける用意のために便所に連れてゆく。彼女は最年長者として普通の便器に腰かけ、あとのふたりは壺で用を足す。彼女はいとこにたずねる、「あんたも蝦蟇口を持っているの? ヴァルターはソーセージよ。あたしは蝦蟇口なのよ [Hast du auch ein Portemonnaie? Der Waller hat ein Würstchen, ich hab' ein Portemonnaie]」いとこが答える、「ええ、あたしも蝦蟇口よ[Ja, ich hab' auch ein Portemonnaie]」子守女はこれを笑いながらきいていて、このやりとりを奥様に申上げる、母は、そんなこといってはいけないと厳しく叱った。(フロイト『夢解釈』第6章、1900年)