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2022年1月4日火曜日

男は女の奴隷


バッカねえ、あんたたち

男は女の奴隷なのよ

きまってるでしょ、そんなこと

はやいとこ「悟り」なさいよ

いまどきのまともな女は

みんな知ってるわ、



男たちは性的流刑の身であることを知っている。彼らは満足を求めて彷徨っている、渇望しつつ軽蔑しつつ決して満たされない。そこには女たちが羨望するような苦悶の動因は何もない。

Men know they are sexual exiles. They wander the earth seeking satisfaction, craving and despising, never content. There is nothing in that anguished motion for women to envy. (カミール・パーリア 『性のペルソナ』1990年)

どの男も、母に支配された内部の女性的領域に隠れ場をもっている。男は母から完全には決して自由になれない。

Every man harbors an inner female territory ruled by his mother, from whom he can never entirely break free. (カミール・パーリア 『性のペルソナ』1990年)



ね、これって否定することできるかしらん?

ムリだわ、ゼンゼン


で、「母に支配された内部の女性的領域」って

マゾヒズム的領域のことね


マゾヒズム的とはその根において、女性的受動的である[masochistisch, d. h. im Grunde weiblich passiv.](フロイト『ドストエフスキーと父親殺し』1928年)

母のもとにいる幼児の最初の体験は、性的なものでも性的な色調をおびたものでも、もちろん受動的な性質のものである[Die ersten sexuellen und sexuell mitbetonten Erlebnisse des Kindes bei der Mutter sind natürlich passiver Natur. ](フロイト『女性の性愛 』第3章、1931年)


だったでしょ?


で、マゾヒズムって隷属のことよ


母へのエロス的固着の残滓は、しばしば母への過剰な依存形式として居残る。そしてこれは女への隷属として存続する。Als Rest der erotischen Fixierung an die Mutter stellt sich oft eine übergrosse Abhängigkeit von ihr her, die sich später als Hörigkeit gegen das Weib fortsetzen wird. (フロイト『精神分析概説』第7章、1939年)

男性はしばしば女性にたいしてマゾヒズム的態度、隷属さえ示す[daß solche Männer häufig ein masochistisches Verhalten gegen das Weib, geradezu eine Hörigkeit zur Schau tragen](フロイト『終りある分析と終りなき分析』第8章、1937年)



意識せずにやってんのよ女の奴隷

チョロイもんよ、男なんて

女に支配されることから

人生始めたんだから


一生消えないわ、その刻印。

オッカサマが身体に徴づけた

不変の個性刻印よ


(原初には)母なる女の支配がある。語る母・幼児が要求する対象としての母・命令する母・幼児の依存を担う母が。女なるものは、悦(マゾヒズム)を与えるのである、反復の仮面の下に。[…une dominance de la femme en tant que mère, et :   - mère qui dit,  - mère à qui l'on demande,  - mère qui ordonne, et qui institue du même coup cette dépendance du petit homme.  La femme donne à la jouissance d'oser le masque de la répétition. ](ラカン, S17, 11 Février 1970)

現実界の悦はマゾヒズムから構成されている。マゾヒズムは現実界によって与えられた悦の主要形態である[Jouissance du réel comporte le masochisme, …Le masochisme qui est le majeur de la Jouissance que donne le Réel ](Lacan, S23, 10 Février 1976)



男は常に女への隷属に回帰してんのよ、

女への軽蔑は女への渇望の投影ってのぐらい 

どの女も知ってるわ 

こっそり含み笑いしつつね



イボタの繁みから女のせせら笑いが

きこえてくる。


ーー西脇順三郎「六月の朝」



で、よけい頭から湯気たてるんでしょうけどねえ



悦(マゾヒズム)は真に固着にある。人は常にその固着に回帰する[La jouissance, c'est vraiment à la fixation …on y revient toujours. ](Miller, Choses de finesse en psychanalyse XVIII, 20/5/2009)



固着の根は母なる女への固着よ、

生涯固く付着して離れないのよ


女への固着(おおむね母への固着)[Fixierung an das Weib (meist an die Mutter)](フロイト『性理論三篇』1905年、1910年注)

おそらく、幼児期の母への固着の直接的な不変の継続がある[Diese war wahrscheinlich die direkte, unverwandelte Fortsetzung einer infantilen Fixierung an die Mutter. ](フロイト『女性同性愛の一事例の心的成因について』1920年)




これ  女で知らないのは

泥マンジュウ作ってる

フェミのオネエサンたちだけ


フロイトを研究しないで性理論を構築しようとするフェミニストたちは、ただ泥まんじゅうを作るだけである。Trying to build a sex theory without studying Freud, women have made nothing but mud pies(Camille Paglia  "Sex, Art and American Culture", 1992)



でもフロイトの研究なんていらないわ

真の女はフロイトなんか知らなくてたって

男は女の下働き要員だってくらい

とっくのむかしからわかってるわ


フェミのオネエサンたちとおバカなアンチフェミの男ども

実は同じ穴のムジナなのよ

どっちも肝腎カナメをはずして騒いでるだけ