2022年3月8日火曜日

剥き出しになったダメなヤツ

 

坂本龍一がこう言っている、「こんな理不尽なことが許されていいはずがない。世界中で何億人という人間が注視しているのに止められないもどかしさ。多くの人が何かできることがないかともがいている。僕もその一人だ」


人は最低限この気合い・心情を持っているかどうかだ。世界が「保護しない無責任」と「保護しない責任」との葛藤に陥り、やむなく後者を選択しているのに耐え難い思いをもっているか否かだ。



7、8年前に小泉義之がうまいこと言っていたがね。


Twitter は、賛成や反対を表明するにしてもその表明の仕方において、また、無視するにしてもその流し方において、また、 皮肉や弁明や留保の書き方において、また、ツイートを停止するその時間の取り方において、その立場がモロに手に取るように透けて見えてくるツールである。恐ろしいものである。 (小泉義之「切れ目」などについて)



ツイッターってのはわかるね、こいつはダメだってのが。こいつは結局、自分のことあるいは自国のことしか考えてないんだろうな、というのが剥き出しになる。少なくともその錯覚に閉じ籠りうることができる。