2022年3月8日火曜日

信憑性注意!「ロシア連邦保安局内部告発文書」


これスゴイね。あくまでいまのところ「信憑性にひどく注意」のようだけど。


ちなみに愛すべき小泉悠はこうコメントしている。





以下、いくつかのパラグラフを引用列挙。


◼️FSB 内部告発文書(信憑性注意)


ロシア軍の損失について: 実数は分からない―誰にも。開戦から2日間は何がしかの情報が入ってきたが、今となってはウクライナで何が起きているのか誰も把握していない。主要師団との連絡は途絶えている。(!!)


我々のひとまずの期限は6月だ。というのは、6月になったらロシアには経済というものが無くなるからだ―何にも残らない。


敵軍(ウクライナ)の戦意は高い。恐ろしく高まっている。戦い方をよく知っているし、有能な指揮官も多数居る。武器も補給もある。世界的な人道破局の舞台を整えているようなものだ。


(ウクライナでの)局地的な核攻撃はありうるか? イエス。但し軍事目的ではない。こんな兵器は防御を崩す役には立たない。使うなら目的は我々以外(西側諸国)の恫喝だ。


1週間後には何が起きているだろうか? 2週間後でもよい。我々はドツボにハマり、古き良き、空腹の90年代を思い出すことになるだろう。


更に皮肉なことを言えば、私はプーチンが核の赤ボタンを押して世界を終わらせるとは信じていない。


まず、それを決められるのは1人ではない。誰かが反対するだろう。このプロセスには多数の人間が関与している。「赤」ボタンを1個押すだけ、というものではない。


2つ目、そもそも[核兵器が]正常動作するかも疑念がある。

経験的に知られているとおり、制御構造に透明性があるほど、問題点は見つけやすい。誰が何をどうコントロールしているか混沌としているにも関わらず、虚勢を張った報告ばかりが飛び交う状況にこそ、問題が潜んでいるのが常である。


「赤ボタン」システムが言われているとおりに稼働するかは確信が持てない。それに、プルトニウム燃料は10年毎の交換が必要だ。


3つ目、これが最も唾棄すべきで悲しいことだが、私個人の信念として、側近や忠臣すら近づかせないようになったプーチンが、自分自身を犠牲にするなどとは思えない。


プーチンが恐れているのがCOVIDなのか暗殺なのかはどうでもいい。もしプーチンが、自分が最も信頼していた人々すら恐れているのだとしたら、自分自身と最愛の人々を破壊するなんてことができるものかね? 




ひとつだけ「些末なことのみ」コメントしよう。


日銀ホッとするんじゃないか、これが実現したら➡︎《我々のひとまずの期限は6月だ。というのは、6月になったらロシアには経済というものが無くなるからだ―何にも残らない》。


日本経済が無くなるのは、財政ファイナンスのせいじゃなくてロシア経済崩壊のせいにできてさ、大助かりさ、黒田日銀は。