2022年4月3日日曜日

黒田日銀は「金利を上げたくても上げられない」

 ははあ、1%の金利差で約8円の円安か。




「脱却には財政再建しかない」っていったってもう今さら遅いんじゃないかね、



日銀はいったい何をやっているのかと責めてももはや無駄なんだ。結局、黒田日銀は巨額債務のせいで、「金利を上げたくても上げられない」のだから。


日本は、金融正常化どころか量的緩和策から脱却する道筋がまったく見えておらず、金利を上げたくても上げられない状況にある。(加谷珪一 「1ドル=125円超え…日本人の生活を直撃する「円安」がここまできた「4つの理由」」2022.03.30



何度も何度も示しているが、このせいで。





円安は半年後には135円ぐらいだとしても、来年7月までに米長期金利5〜6%に上がったら、150円どころか、170〜180円ぐらいまでは軽くいくんじゃないかな。



李鵬(1997年)の「まああと三十年もしたら大体あの国はつぶれるだろう」という予言より早まりそうな勢いだな・・・


武藤国務大臣)……そのオーストラリアへ参りましたときに、オーストラリアの当時のキーティング首相から言われた一つの言葉が、日本はもうつぶれるのじゃないかと。実は、この間中国の李鵬首相と会ったら、李鵬首相いわく、君、オーストラリアは日本を大変頼りにしているようだけれども、まああと三十年もしたら大体あの国はつぶれるだろう、こういうことを李鵬首相がキーティングさんに言ったと。非常にキーティングさんはショックを受けながらも、私がちょうど行ったものですから、おまえはどう思うか、こういう話だったのです。私は、それはまあ、何と李鵬さんが言ったか知らないけれども、これは日本の国の政治家としてつぶれますよなんて言えっこないじゃないか、確かに今の状況から見れば非常に問題があることは事実だけれども、必ず立ち直るから心配するなと言って、実は帰ってまいりました。(第140回国会 行政改革に関する特別委員会 第4号 平成九年五月九日