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2024年2月28日水曜日

誇り高き国際政治学者の「意地」の継続?

 

あのネオコン翼賛新聞ニューヨークタイムズがCIA関与をようやく報道して、いわゆる親露派の方々が「絶叫」しだしたね、



 ガス抜き報道という話もあるが、そうであってもいくらかの「真理」を記事にしたのは褒めてやらなくちゃな、



▶︎動画


Jano66さんはこのニューヨークタイムズに関わる記事を翻訳しつつ、最後に「優しい」こと言ってるよ、《あたかも”ロシアが一方的に侵略”をしたと言ってきた識者と言われる人たちは謝った方がいいと思う。信頼を失うだけだもの。/今なら”知りませんでした、すいません”で済むんでない?》ってさ。


Jano66 @Jano661 Feb 26, 2024

【News訳】CIAが2014年からウクライナ国内に反ロシアのスパイ施設建設-NYT

New York Times紙は、2014年以降CIAがウクライナをロシアに対する諜報活動に利用してきたと伝えた。


アメリカが資金を出し、ウクライナ国内にスパイ施設を建設、アメリカ・ウクライナ・ヨーロッパなどの諜報員を招いている。


ウクライナは現在ロシアとの国境地域に12箇所の諜報施設を持ち、ロシアについての諜報活動や、ドローン攻撃、ロシア国内での工作員の活動を組成している。


NYTの記者が地下にある諜報基地を訪れたところ、その施設ではロシア軍の諜報やロシア国内へのドローン攻撃の作戦のために使用されていた。CIAが資金・設備を提供している。


ウクライナの諜報機関高官のドゥヴォレツキーによると、その基地はコミュニケーション設備と大規模サーバーが設置され、ロシア・ベラルーシ・中国の衛生のハッキングの為に活動もしている。


CIAと他のアメリカ諜報エージェンシーはウクライナに対し、ロシア軍の兵の動きやミサイル攻撃についての情報を提供している。


ウクライナとアメリカの活発な諜報コラボは、2014年のマイダンクーデター後に開始され、ロシアに敵対するための最重要パートナーだとNYTでは述べられている。


……………


NYTもいよいよ2014年から戦争が始まっていたのを書き始めたね。これで”ロシアが一方的に侵略”とはよく言えたものだ。


あたかも”ロシアが一方的に侵略”をしたと言ってきた識者と言われる人たちは謝った方がいいと思う。信頼を失うだけだもの。

今なら”知りませんでした、すいません”で済むんでない?

https://rt.com/news/593155-cia-spy-network-ukraine-russia/




ま、次のような元から頭の悪そうな連中ーーシツレイ!ーーはゴメンナサイでお引き取りいただくだけで許すべきかもね、




で、問いは国際政治学者連中だな、例えば次のようなことを言って「集団いじめ」をしたり、代理戦争を根本的に否定して「ロシア絶対悪」に専心してきた篠田英朗やら池内恵やら(もちろん国際政治学者でそうであったのはこの二人だけではなく、鈴木一人やら細谷雄一やら小泉悠やら、さらにごく最近沈没したらしい東野篤子やらがいるが、スクリーンショットの在庫がないのでここでは先の二人にマトを絞る)。












どうするのかね、彼らは。学者としての誇りで自らの誤謬を認めることが出来なさそうなタイプのように見えるから、このまま意地を張り続けるんだろうか。


意地の共通の問題は、視野狭窄である。〔・・・〕

おそらく、意地というものは、元来は窮地を正面突破するための心理的技術だったのであろう。

いばらの多い藪を通り抜けるためには、たえず自分を励まさなくてはならない、そういう自己激励である。そのためには視野狭窄が必要であり、自己中心性もなくてはなるまい。いや、自己中心性は不可欠のものかもしれない。 ひとのためによかれとして意地を張ることもあるだろうか。ひょっとするとあるかもしれないが、張っているうちに次第に自分が意地を貫くことが第一義的なものになりはしまいか。

誰にせよ意地によって窮地を脱した暁には大局的な見方や柔軟な思考、自由な感情を心掛ける必要がある。意地は、人を強くするが、心をやせさせる傾向があるからである。(中井久夫「治療に見る意地」初出1987年『記憶の肖像』所収)



ま、何よりも重要なのは、彼らに対して「特別軍事作戦」が始まってから主張し続けてきたロシア絶対悪を、この今でもそう思っているのかと問い詰めることだよ。これはウヤムヤにしちゃダメだ、そしてこの今でもロシア絶対悪だと断言するなら、私は彼らの首尾一貫性を「尊敬」する。