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The Interpretation of Bach - Samuil Feinberg & Rosalyn Tureck |
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Partita No. 1 in B flat major BWV 825 Prelude Samuil Feinberg 00:00 Rosalyn Tureck 01:26 Allemande Samuil Feinberg 03:41 Rosalyn Tureck 06:03 Courante Samuil Feinberg 10:07 Rosalyn Tureck 12:33 Sarabande Samuil Feinberg 15:32 Rosalyn Tureck 19:49 Menuett I & II Samuil Feinberg 27:26 Rosalyn Tureck 30:03 Gigue Samuil Feinberg 34:12 Rosalyn Tureck 36:27 from Well Tempered Clavier Book I Prelude & Fugue in D major Samuil Feinberg 38:45 Rosalyn Tureck 41:49 Prelude & Fugue in F sharp minor Samuil Feinberg 45:34 Rosalyn Tureck 50:31 Toccata in D major BWV 912 Samuil Feinberg 55:38 Rosalyn Tureck 1:05:00
こういう比較動画はとってもいいなあ。サムイル・フェインベルクはロシアで最初に平均律全曲を録音したオデッサ出身のユダヤ系ピアニスト、ロザリン・テューレックはあのグールドが惚れ込んだ米国のピアニスト(彼女の父はこれまたユダヤ系ロシア人)だ。
どっちが好みだって?言わないでおくよ。そもそもフェインベルクは3年ほど前に、シューマンの『森の情景』の「寂しい花」をなんとメロメロに歌っているのを聴いて惚れて、その後彼のバッハを初めて聴くようになったので私にとっては新しい。当初はそのロマンチックぶりにひどく惚れたが、ロマンチズムは長く聴いていると飽きる。だがときにそこに戻りたくなる、とだけ言っておこう。
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われわれはみな、もろもろの断片から成っており、その構成ははなはだ雑然として食い違っているから、各断片は各瞬間ごとに思い思いのことをする。だからある時のわれわれと、また別のある時のわれわれとの間には、われわれと他人との間におけるほどの距離がある。 (モンテーニュ『エセー』第3卷1章) |
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美の標準は各個の感情に存す。各個の感情は各個別なり。故に美の標準もまた各個別なり。また同一の人にして時に従つて感情相異なるあり。故に同一の人また時に従つて美の標準を異にす。(正岡子規『俳諧大要』1895年) |
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でも先のフェインベルクのトッカータBWV 912のキラキラぶりはいいなあ、きっといつまでも。 天気 西脇順三郎 (覆された宝石)のやうな朝 何人か戸口にて誰かとさゝやく それは神の生誕の日。 |
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このYouTubeのgulliviorチャンネルはーーgullivior氏は1970年代ミラノ音楽院で学んだ人だがーー熱心なピアノファンで私のお気に入りにチャンネルだ。
ここではもうひとつ、平均律BWV855プレリュードの名手12人の演奏比較を貼り付けておこう。
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Bach in Comparison - Prelude in E minor from WTK I (Part 1/2) |
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Bach in Comparison - Prelude in E minor from WTK I (Part 2/2) |
Well Tempered Clavier, Book I - Prelude No. 10 in E minor BWV 855
00:00 - Evlyn Howard-Jones 02:19 - Edwin Fischer 04:22 - Walter Gieseking 06:06 - Samuil Feinberg 08:38 - Rosalyn Tureck 11:38 - Tatjana Nikolayeva
Alexander Borovsky 00:00
なおフェインベルク については、The Life and Legacy of Samul Feinberg The Life and Legacy of Samul Feinberg, Solomon Eichner 2017,PDFという120ページにわたる論文がある。スターリン時代のソ連において、彼はユダヤ系のため、演奏活動に抑圧があったようだ。