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◼️ミアシャイマー「イラン合意は頓挫するのか?」2026年6月22日 Wither Away the Iran Deal? JOHN J. MEARSHEIMER, JUN 22, 2026 |
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2026年6月21日、私はトリタ・パルシ(Trita Parsi)とともに、トム・スイッツァーのポッドキャスト番組「スイス」に出演した。その日の話題は、ほぼすべて、その日の早朝にスイスのルツェルン湖近くのリゾート地で始まったイランと米国の交渉に集中していた。その交渉は不吉な幕開けとなったと言っても過言ではなく、双方が合意に達することなど果たしてあるのかという疑念を抱かせるものだった。 もちろん、多くの人々は、イスラエルとその米国における強力なロビーが最終的に交渉を頓挫させ、願わくば戦争が再燃し、米国とイスラエルが始めた仕事を完遂する機会が訪れるだろうと考えている。 トリタと私は、この見方に冷水を浴びせた。我々は、戦争はすでに敗北しており、勝つ見込みはなく、再び戦争に突入すれば、悪い状況をさらに悪化させるだけだと主張した。より具体的には、国際経済が崖っぷちに向かっているため、イスラエルや西側の強硬なシオニストたちがどう考えようと、米国はイランと合意に達することが絶対に必要である。トランプ大統領が述べたように、「経済的大惨事」が現実の脅威となっており、彼は「第二のハーバート・フーヴァー」として名を残したくはないのだ。 要するに、米国には、了解覚書(MOU)に盛り込まれた条件を反映した形でイランと合意を結ぶ、極めて強い動機があるのだ。 |
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On 21 June 2026, I was on Tom Switzer’s podcast — “Switzerland” — with Trita Parsi. We focused almost exclusively on the negotiations between Iran and the US, which had begun earlier that day in a resort near Lake Lucerne in Switzerland. It is fair to say those negotiations got off to an inauspicious start, raising doubts about whether the two sides would ever reach a deal. Many people, of course, think that Israel and its powerful lobby in the US will ultimately derail the negotiations and hopefully the war will start up again, providing an opportunity for the US and Israel to finish the job they started. Trita and I poured cold water on this perspective. We argued that the war is lost, there is no way of winning it, and going back to war would only make a bad situation worse. More specifically, the US absolutely needs to reach an agreement with Iran — no matter what Israel and the diehard Zionists in the West think — because the international economy is heading toward the precipice. As President Trump said, there is a real danger of an “economic catastrophe,” and he does not want to be known as Herbert Hoover the Second. In essence, the US has a profound incentive to make a deal with Iran that reflects the terms laid out in the Memorandum of Understanding. |
こうだといいんだがな、でイスラエルは消滅してね。
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※附記
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◼️リチャード・ウォルフ&クリス・ヘッジズ「イラン戦争は世界恐慌を引き起こすのか?」2026年5月1日 Will the Iran War Cause a Global Depression? (w/ Prof. Richard Wolff) | The Chris Hedges Report |
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クリス・ヘッジズ:一部の人が言うように、私たちは世界恐慌の瀬戸際に立たされているのでしょうか? |
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リチャード・D・ウォルフ:ええ、まさにその通りです。世界の主要国はすべて、その渦中に巻き込まれているからです。世界システムとはそういうものです。西側諸国が主導しているのは間違いありません。20世紀から21世紀へと移行する中で、私たちが主導権を握っていたからです。私たちは富を蓄え、植民地を築き、そのように発展させてきました。植民地は独立のために戦い、政治的独立を勝ち取りましたが、それが経済的独立をもたらすものではないことに気づきました。今、彼らはそのことに徐々に気づき、行動を起こしていますが、もはや後戻りはできません。ですから、グローバル・サウスは今や真の勢力となり、ますますその力を増しています。彼らの要求、歴史、目指す方向性、そして衰退する帝国としての米国にとっての意味、中国、ロシア、そしてある意味ではイランにとっての意味、つまり彼らが次の覇権国となるべく虎視眈々と機会を伺っていることなど、すべてを総合的に考えると、それぞれが独自の考えに固執し、解決策を見出せずにいるという状況が浮かび上がってきます。 |
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Chris Hedges: Are we flirting with what some people who have said, a global depression? |
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Richard D Wolff: Yes, absolutely, because all the leading countries in the world system are wrapped up. That’s what a world system means. Led by the West, no question, because we were the ones in charge as the 20th century evolved into the 21st. We’re the country that had the wealth. We set up the colonies. We developed the colonies in the way we did. They then fought independence, got their political independence, discovered that didn’t give them economic independence. Now, they are slowly realizing and acting on that understanding, but they’re not going to be held back. And so, they are now a real force, the Global South, and becoming more so. And you put together their demand and what their history is and where they want to go and what it means to the United States that it’s a declining empire and what it means to the Chinese, the Russians, and in a way the Iranians, that they’re sort of hegemon in the wings waiting to kind of become the next one, perhaps. You have recipe that each one is busy with their own idea and they don’t have any way to work this out. |
ボクは楽観論はまったくとっていないんだが、トリタ・パルシ(Trita Parsi)は直近でもこう言ってるな。
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マイケル・ハドソンがアメリカの覇権というとき、その背後には自己破壊的な金融資本、ディープステート(ネオコン)がある。
◼️マイケル・ハドソン「金融資本主義の自己破壊的特質」2022年7月18日 Finance Capitalism's Self-Destructive Nature By Michael Hudson July 18, 2022 |
金融資本主義は本質的に自己破壊的であるのに対し、産業資本主義は自己拡張的である。金融資本主義は自己破壊的であり、それがまさに今日起こっていることである。 finance capitalism is intrinsically self-destructive whereas industrial capitalism is self-expansive. Finance capitalism is self-destructive and that's exactly what's happening today |
◼️マイケル・ハドソン「ドル覇権の愚かな運命」2023年11月26日 The Dumb Luck of Dollar Hegemony by Michael Hudson, November 26, 2023 |
歴史家は、バイデンはおそらく現代史上最悪の大統領であり、オバマよりもひどいと言うだろう。 しかし実際はバイデンの問題ではない。というのも、バイデンは、彼の背後にいるディープステート全体のフロントマン、ネオコン・グループ全体のフロントマンに過ぎないからだ。そのまさにネオコンのメンタリティが、好戦的な金融資本主義の最後のあがきであり、米国全体の計画を自己破壊させるものだ。 |
I think historians will say, well, Biden has been probably the worst president in modern history, even worse than Obama. But it really isn’t Biden because Biden is just a front man for the whole deep state, for the whole neocon group behind him. And it’s really the neocon mentality, the sort of the last gasp of militant finance capitalism that is self-destructive of this whole American plan. |
※参照▶︎ネオコンの論理
マイケル・ハドソンも柄谷も「私はマルキストではない」と言ってるが、要するに資本論のマルクス系だということだ。
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◼️国家と資本への対抗運動NAM その可能性の中心は:私の謎 柄谷行人回想録㉕ 2025.04.15 |
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現在の世界は、資本主義(C)、国家(B)、ネーション=国民(A)が相互に補完するような、僕が資本=ネーション=国家と呼ぶ体制に支配されている。これは、必然的に戦争や恐慌を生みます。 |
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◾️世界戦争の時代に思う──『帝国の構造』文庫化にあたって 柄谷行人、『図書』2023年12月号 |
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われわれは今、世界戦争の危機のさなかにある。それはいわば、国家と資本の「魔力」が前景化してきた状態である。このような「力」は、ホッブズが「リヴァイアサン」と呼び、マルクスが「物神」と呼んだような、人間と人間の交換から生じた観念的な力である。いずれも、人間が考案したようなものではない。だから、思い通りにコントロールすることも、廃棄することもできない。 かつてマルクス主義者は、国家の力によって資本物神を抑え込めば、まもなく国家も消滅するだろう、と考えた。ところがそうはいかなかった。結局、国家が強化されたばかりか、資本も存続する結果に終わったのである。以来、マルクス主義も否認され、国家・資本は人間が好んで採用したものであり、今後も適切な舵取りさえすれば人間を利する、と信じられてきた。 現実に、資本も国家も暴威を振るっているのに、人びとは、自分たちの力で何とかできるものだと信じ続けている。そして、AIの発展によって、また宇宙開発のような新奇なビジネスによって、世界を変えることができる、というような「生産様式論」に終始している。しかし、生産様式が変わっても、国家も資本も消えない。現に、今世界戦争が起こっている。私がこのことを予感したのは、ソ連邦崩壊後であった。その時期、「歴史の終焉」が語られたが、私は異議を唱え、二〇世紀の末に「交換様式論」を提起した。『帝国の構造』は、そこから国家の力を解明したものである。 |
ーー《僕はいわゆるマルクス主義者ではない。マルクス主義のスタンダードである生産様式論を支持したことがない。しかし、『資本論』の著者としてのマルクスは、交換様式論の生みの親だし、『資本論』にはまだまだいろいろな可能性がある。『資本論』以外にはありません。》(私の謎 柄谷行人回想録㉖ 2025.05.13)
ミアシャイマーもトリタ・パルシも経済が弱いからな、
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◼️ミアシャイマー「ウクライナ、台湾、そして真の戦争の原因」2023年12月8日 Ukraine, Taiwan and The True Cause of War – John Mearsheimer in an interview with John Anderson Dec 8, 2023 |
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ミアシャイマー:まず、私の発言の前提として、経済学は私の得意分野ではないということを理解してほしい。得意分野は地政学です。だから、私が言うことは鵜呑みにしないでください。 |
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I would just preface my remarks by saying you want to understand that economics is not my forte. Geopolitics is. So what I say should be taken with a grain of salt. |
とはいえ一般の人が楽観論を鵜呑みしたくなる心持は十二分にわかるよ。特にイスラエルの消滅はボクも鵜呑みしたいね
ところでこうもあるな、
ここでの民主党はネオコンだよ、先のマイケル・ハドソンの言う金融資本だよ。金融資本がイランとの合意を許さないんだよ、甘い汁が吸えなくなるからな。
何度も繰り返してきたが、マルクスの最も基本的範式は、G - W - G' (G+⊿G)である。 |
・・・この過程の全形態は、G -W - G' である。G' = G +⊿G であり、最初の額が増大したもの、増加分が加算されたものである。この、最初の価値を越える、増加分または過剰分を、私は"剰余価値"と呼ぶ。この独特な経過で増大した価値は、流通内において、存続するばかりでなく、その価値を変貌させ、剰余価値または自己増殖を加える。この運動こそ、貨幣の資本への変換である。 Die vollständige Form dieses Prozesses ist daher G - W - G', wo G' = G+⊿G, d.h. gleich der ursprünglich vorgeschossenen Geldsumme plus einem Inkrement. Dieses Inkrement oder den Überschuß über den ursprünglichen Wert nenne ich - Mehrwert (surplus value). Der ursprünglich vorgeschoßne Wert erhält sich daher nicht nur in der Zirkulation, sondern in ihr verändert er seine Wertgröße, setzt einen Mehrwert zu oder verwertet sich. Und diese Bewegung verwandelt ihn in Kapital. (マルクス『資本論』第一篇第二章第一節「資本の一般的形態 Die allgemeine Formel des Kapitals」) |
よりわかりやすくG' = G +⊿Gを分解すれば次のようになる。
この三角形に資本の永続的循環運動がある。そして戦争機械とは商品の項が「戦争商品」だということだ。現在、金融資本に支配された米ネオコン戦争機械のメカニズムはこの範式にある。
問題は、戦争機械がいかに戦争を現実化するかということよりも、国家装置がいかに戦争を所有(盗用)するかということである [La question est donc moins celle de la réalisation de la guerre que de l'appropriation de la machine de guerre. C'est en même temps que l'appareil d'Etat s’approprie la machine de guerre]〔・・・〕 国家戦争を総力戦にする要因は資本主義と密接に関係している[les facteurs qui font de la guerre d'Etat une guerre totale sont étroitement liés au capitalisme ]。 現在の状況は絶望的である。世界的規模の戦争機械がまるでSFのようにますます強力に構成されている[Sans doute la situation actuelle est-elle désespérante. On a vu la machine de guerre mondiale se constituer de plus en plus fort, comme dans un récit de science-fiction ;](ドゥルーズ &ガタリ『千のプラトー』「遊牧論あるいは戦争機械』1980年) |
▶︎戦争機械は止まらないーー今の新しい話題は核兵器使用があるか否か |





