ーーいやあ、やっぱり世界にはやってる人がいる(FELIKS TOMASZ KONCZAKOWSKI)。
表面はあらゆる深さをかわす。そこからは内部、時間論、あるいは意識といった近代的というよりはむしろ形而上学的、存在論的モチーフはすべて滑り落ちる。どこへ? あるいはむしろ、それらはそこで底なしの深さのなさの中にとえられるのだ。鏡のたわむれの中で、ひとは無限に表面にいる。(宮川淳「ルネ・マグリットの余白に」ーーマグリットと「底なしの深さのなさ」)
しばらく眺めていると太腿が逆立ちしたお尻に見えてくるところが実に「偉大」である! これこそ「蚊居肢」である。