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2020年6月7日日曜日

美しい魂への質問

きみは「下翼の定義が気に入らないのかい? これはシツレイした。

では下翼でないきみは、「財政的常識」が記されている少し前の日経コラムをどう思うかい?



巨額の損失が不可避である以上、国民一体で国難に立ち向かうとは損失を皆で分け合うことだ。ただで10万円がもらえることではない。こんな打ち出の小槌が可能なら、毎年10万円もらいたい。そうしないのは将来の増税があり、それを逃げていれば財政破綻に陥るからだ。

財政とは政府が国民に恵んでくれるお金ではない。(略)このことを曖昧にして国際的に最低水準の税負担のまま赤字財政を続けたツケが国際的にも歴史的にも最悪の政府債務(昨年度末1115兆円)となっている。政治的意味しかない一律給付をする余裕などないはずだ。(日経新聞「大樹小機」2020年5月26日)



こういったのを示してもどうせ、マクロ経済学のマの字も知らないことが瞭然としている京大のチョビ髭土木屋のたぐいやら小遣い稼ぎ系の経済評論家やら、あるいはMMTやらに依拠して空虚な反論をするんだろうが。

MMTのたぐいの財政ファイナンスがいけるんだったら、10万円なんてケチなこと言わないで、毎月30万円ぐらい全国民に給付し続けたらどうだろ? コロナ補償なんて関係なしにさ。そうしたらみんな幸せになれるさ。


通俗哲学者や道学者、その他のからっぽ頭、キャベツ頭Allerwelts-Philosophen, den Moralisten und andren Hohltöpfen, Kohlköpfen…

完全に不埒な「精神」たち、いわゆる「美しい魂」ども、すなわち根っからの猫かぶりども Die vollkommen lasterhaften ”Geister”, die ”schönen Seelen”, die in Grund und Boden Verlognen (ニーチェ『この人を見よ』)