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2023年9月12日火曜日

奇跡の国際政治学者たち

 

ははあ、いまさらだが、ストルテンベルグNATO事務総長の「プーチン大統領は2021年秋に宣言して、NATOをこれ以上拡大しないとNATOが約束して署名することを求めた条約案を実際に送ってきたそして、それがウクライナに侵攻しない前提条件だった。もちろん、私たちはそれに署名しなかった」という発言でツイッター社交界は賑わっているようだな、



➡︎動画


で、例えばこういう感じのツイート反応が代表的なもののようだね、


いまさらマクフォールーー「マイケル・マクフォールよ、恥を知れ、この宇ナチ化野郎!」(スコット・リッターーーでもないし、ましてや細谷雄一や東野篤子のたぐいでもないって感はあるが、知らない人や忘れてしまった人は、ストルテンベルグの自白発言をよく噛み締めておいたほうがいいよ。


それにこういった「国際政治学者」の面々の発言もね、








歴史は、ウクライナに対する極めて愚かな独断について、篠田英朗やら池内恵やら細谷雄一やら東野篤子やらの奇跡の国際政治学者たちを厳しく裁くことになるだろうよ、



◼️ウクライナ戦争の原因と帰結 ジョン・J・ミアシャイマー2022/06/23

The Causes and Consequences of the Ukraine War

John J. Mearsheimer  June 23, 2022

米国とその同盟国は、ウクライナをロシアとの国境にある西側の拠点とする計画を進め続けていた。20142月、米国が支援する暴動によって親ロシア派のヤヌコビッチ大統領が国外退去し、大きな危機が発生した。ヤヌコビッチ大統領に代わり、親米派のアルセニー・ヤツェニュク首相が就任した。これに対し、ロシアはウクライナからクリミアを奪取し、ウクライナ東部のドンバス地方で親ロシア派の分離主義者とウクライナ政府との間の内戦を助長することになった。

… the United States and its allies continued moving forward with their plans to make Ukraine a Western bastion on Russia’s borders. These efforts eventually sparked a major crisis in February 2014, after a US-supported uprising caused Ukraine’s pro-Russian president Viktor Yanukovych to flee the country. He was replaced by pro-American Prime Minister Arseniy Yatsenyuk. In response, Russia seized Crimea from Ukraine and helped fuel a civil war between pro-Russian separatists and the Ukrainian government in the Donbass region of eastern Ukraine.〔・・・〕

NATO同盟は2014年にウクライナ軍の訓練を開始し、その後8年間で毎年平均1万人の訓練された部隊を生み出した。 The alliance began training the Ukrainian military in 2014, averaging 10,000 trained troops annually over the next eight years.

もし欧米がNATOのウクライナ進出を進めていなければ、今日ウクライナで戦争が起こっているとは考えられず、クリミアはまだウクライナの一部だっただろうというのが、悲劇的な真実である。要するに、ワシントンはウクライナを破滅への道に導く中心的な役割を果たしたのである。歴史は、ウクライナに対する極めて愚かな政策について、米国とその同盟国を厳しく裁くことになるだろう。ありがとう。

The tragic truth is that if the West had not pursued NATO expansion into Ukraine, it is unlikely there would be a war in Ukraine today and Crimea would still be part of Ukraine. In essence, Washington played the central role in leading Ukraine down the path to destruction. History will judge the United States and its allies harshly for their remarkably foolish policy on Ukraine.