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2024年7月16日火曜日

どえらく不幸な時代

 


そうかそうか、軍産複合体の米国上層部はどこもかしこも女ばかりだな。どえらく不幸な時代だよ。


「戦争が男たちによって行われてきたというのは、これはどえらく大きな幸運ですなあ。もし女たちが戦争をやってたとしたら、残酷さにかけてはじつに首尾一貫していたでしょうから、この地球の上にいかなる人間も残っていなかったでしょうなあ」C'est une chance énorme que les guerres aient été faites par les hommes. Si les femmes avaient fait la guerre, elles auraient été si conséquentes dans leur cruauté qu'il ne resterait aucun être humain sur la planète.(クンデラ『不滅』Milan Kundera, L'Immortalité,1990)


女が憎むときは、男はその女を恐れるがいい。なぜなら、魂の底において、男は「たんなる悪意の者Seele nur böse」であるにとどまるが、女は「悪 schlecht」(何をしでかすかわからない)だから。

Der Mann fürchte sich vor dem Weibe, wenn es hasst: denn der Mann ist im Grunde der Seele nur böse, das Weib aber ist dort schlecht.(ニーチェ『ツァラトゥストラ』第1部「老いた女と若い女」1883年)


私は、明言を躊躇うのではあるが、女にとっての正常な道徳観のレベルは、男のものとは異なっていると思わざるをえない。

Man zögert es auszusprechen, kann sich aber doch der Idee nicht erwehren, daß das Niveau des sittlich Normalen für das Weib ein anderes wird. 〔・・・〕


女たちの性格特徴に対して、どの時代の批評も、女たちは男に比べ脆弱な正義意識をもつとか、生が持つ大いなる必然に従う心構えが弱い、と非難をしてきた。女たちは愛憎感情にはるかに影響されるのである。Charakterzüge, die die Kritik seit jeher dem Weibe vorgehalten hat, daß es weniger Rechtsgefühl zeigt als der Mann, weniger Neigung zur Unterwerfung unter die großen Notwendigkeiten des Lebens, sich öfter in seinen Entscheidungen von zärtlichen und feindseligen Gefühlen leiten läßt, 〔・・・〕


われわれに完全なジェンダー平等と敬意をおしつけようとしているフェミニストたちの反対にあったからといって、このような判断に迷う者はいないだろう。Durch den Widerspruch der Feministen, die uns eine völlige Gleichstellung und Gleichschätzung der Geschlechter aufdrängen wollen, wird man sich in solchen Urteilen nicht beirren lassen(フロイト『解剖学的な性の差別の心的帰結の二、三について』1925年)



こう掲げるとアンチフェミと言う人が多いだろうが、真のフェミニスト、パーリアはこう言ってるよ。


女の身体は冥界機械である。その機械は、身体に住んでいる魂とは無関係だ[The female body is a chthonian machine, indifferent to the spirit who inhabits it]。〔・・・〕

女の身体は海である。月の満ち欠けに従う海である[Woman's body is a sea acted upon by the month's lunar wave-motion. ]〔・・・〕


これが、人がそこから生まれて来た冥界的母胎である。われわれは、生物学的起源の場処としてのあの粘液に対して進化論的嫌悪感がある。女の宿命とは、毎月、時間と存在の深淵に遭遇することである。深淵、それは女自身である[Every month, it is woman's fate to face the abyss of time and being, the abyss which is herself. ]


女に対する歴史的嫌悪感には正当な根拠がある。男性による女性嫌悪は生殖力ある自然の図太さに対する理性の正しい反応なのだ。理性や論理は、天空の最高神であるアポロンの領域であり、不安から生まれたものである。〔・・・〕


西欧文明が達してきたものはおおかれすくなかれアポロン的である。アポロンの強敵たるディオニュソスは冥界なるものの支配者であり、その掟は生殖力ある女性である。(カミール・パーリア『性のペルソナ 』Camille Paglia, Sexual Personae, 1990年)

私は全きフェミニストだ。他のフェミニストたちが私を嫌う理由は、私が、フェミニスト運動を修正が必要だと批判しているからだ。フェミニズムは女たちを裏切った。男と女を疎外し、ポリティカルコレクトネス討論にて代替したのである。

I'm absolutely a feminist. The reason other feminists don't like me is that I criticize the movement, explaining that it needs a correction. Feminism has betrayed women, alienated men and women, replaced dialogue with political correctness. (Camille Paglia, Playboy interview, May 1995)




女たちは自分たちが冥界の支配者であることをはっきり認めることだよ、つまり原支配者だということを。アポロンはディオニュソスの弱々しい上覆いに過ぎない。これが真のフェミニストであり、似非フェミニストは宗教家みたいなもんだ、異端審問がお好きな、ね。


フェミニズムは死んだ。運動は完全に死んでいる。女性解放運動は反対者の声を制圧しようとする道をあまりにも遠くまで進んだ。異をとなえる者を受け入れる余地はまったくない。まさに意地悪女 Mean Girls のようだ。〔・・・〕フェミニストのイデオロギーは、数多くの神経症女の新しい宗教のようなものだ。Feminism is dead. The movement is absolutely dead. The women’s movement tried to suppress dissident voices for way too long. There’s no room for dissent. It’s just like Mean Girls.  〔・・・〕Feminist ideology is like a new religion for a lot of neurotic women. (カミール・パーリア Camille Paglia on Rob Ford, Rihanna and rape culture, 2013)



アポロン部門ぐらい男にやらせておけばいいのにな。今まで世界はそれでもってきたんだよ、女たちは男たちを裏でこき使っていればいいのさ。


世界は女たちのものだ、いるのは女たちだけ、しかも彼女たちはずっと前からそれを知っていて、それを知らないとも言える、彼女たちにはほんとうにそれを知ることなどできはしない、彼女たちはそれを感じ、それを予感する、こいつはそんな風に組織されるのだ。男たちは? あぶく、偽の指導者たち、偽の僧侶たち、似たり寄ったりの思想家たち、虫けらども …一杯食わされた管理者たち …筋骨たくましいのは見かけ倒しで、エネルギーは代用され、委任される …

Le monde appartient aux femmes, il n'y a que des femmes, et depuis toujours elles le savent et elles ne le savent pas, elles ne peuvent pas le savoir vraiment, elles le sentent, elles le pressentent, ça s'organise comme ça. Les hommes? Écume, faux dirigeants, faux prêtres, penseurs approximatifs, insectes... Gestionnaires abusés... Muscles trompeurs, énergie substituée, déléguée...(ソレルス『女たち』1983年)