橋下徹を事あるごとに嘲弄しつつロシア悪玉論&主戦論一辺倒で世論誘導した国際政治学者集団は、最低限次の5つの問いに「厳密に」答えてやるべきだよ、それともこの問い自体を無視するわけかね、あの連中は?
橋下徹@hashimoto_lo 2022年04月01日(金) 国際秩序の維持及び日本の政策への破滅的な影響を防ぐためにウクライナ一般市民の犠牲もやむなしというこんな粗雑な理屈で人の命が奪われてもいいのか?国際政治学者として以下の問いに答えよ。
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2,国際秩序維持及び日本の政策への破滅的な影響を避けるためにウクライナ一般市民の命は何人まで犠牲になっても仕方がないのか。
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4,ウクライナ一般市民の犠牲によって守られるとされる国際秩序の維持及び日本の政策は、ウクライナ一般市民の犠牲以外で守ることはできないのか。ウクライナ一般市民の犠牲がどうしても必要不可欠なのか。代替策がないというならその理由。 |
5,国際秩序の維持で利益を受けるのはウクライナ以外の国際社会全体。日本の政策は日本そのもの。では利益を受ける者はなぜ血を流さなくていいのか。犠牲を受けなくてもいいのか。中途半端な武器を提供したり、お金の支援をしたり、経済制裁で多少の経済的ダメージを受けたりするだけで、なぜウクライナ市民のこれだけの犠牲によって守られる利益を享受できるのか。これだけのウクライナ一般市民の犠牲によって守られるものは莫大な利益のはず。それをそこまで犠牲を払わずに国際社会や日本が受けることのできる理由は何か。 |
最低でもこれくらいの問いに答えてから、ウクライナ一般市民の犠牲もやむなしと言え。国際秩序の維持及び日本の政策への破滅的影響なんて、人の命を奪うには粗すぎる理屈なんだよ。それが通用するのはあなたらの本の中の世界だけ。 成熟した民主国家においては、人権をちょっと制約するにも精緻な理屈が必要なんだよ。命を犠牲にするならなおさらだ。それが国際政治学者や国際法の専門家たちは、国際秩序のためにはいとも簡単に一般市民の犠牲もやむなしと言うから、俺はそれは絶対に違うと政治家や国民に主張しているんだよ。 |
まさか次のがあの問いへの代表的応答ではあるまい?
場合によっては、マデレーン・オルブライトが1996年5月12日のCBCテレビドキュメンタリー「60ミニッツ」でイラクへの巡航ミサイル攻撃(「砂漠攻撃作戦」Operation Desert Strikeとして知られている)についての質問への応答、
ーー「私たちは50万人の子供たちが死んだと聞いています。それは広島で死んだ子供たちより多いということです。あなたは代価はそれに見合ったものだと思いますか?」
「これはとても難しい選択だと私は思います。でも代価は、ーー私たちは考えます、代価はそれに見合ったものだと(I think this is a very hard choice, but the price ― we think the price is worth it)」。
ーーってヤツかい?
子供50万人でもへいっちゃらなら、しめてウクライナ国民200〜400万人ぐらいは「戦争という交渉」で死んでもらうという選択肢をとるわけかい、君たちは? ま、それならそれでいいから明言しろよ。
橋下徹は最初からこの問いを連発してんだよ、時期によって表現の仕方は異なるとはいえ、ごく標準的な問いなんだから、ヒステリー起こしてる篠田英朗みたいな粗い答え方ではなく、仲間の誰かほかの「冷静な」国際政治学者が「厳密に」答えてやれよ。
なあ、正義の翼をもつ国際政治学者諸氏よ。いくらなんでもそれぐらいはやっとかないとな。 |
「いいか。世の中で最も危険な思想は、悪じゃなく、正義だ。悪には罪悪感という歯止めがあるが、正義には歯止めなんかない。だからいくらでも暴走する。過去に起きた戦争や大量虐殺も、たいていの場合、それが正義だと信じた連中の暴走が起こしたものだ」(『翼を持つ少女』) |
ホンネは、「西側主導の」国際秩序維持という「正義」のためにはウクライナ市民300万人ぐらいの犠牲者はへいっちゃらさ、というわけじゃないのかい?
ロシアには2000万人ぐらい死んでもらってさ。この際明言すべきだね、こういったことを。
いやあホントにあの正義の翼集団はこんなのリツイートしまくってて、ウクライナ市民がボロボロ死ぬよりも国際秩序や日本の政策守るのがずっと大事らしいからな