ハラリというのは、あまり好きではないタイプの思想家なんだけど、次のものは実に簡潔にプロパガンダメカニズムを言っているね。
人の注意をつかむ最も簡単な方法は、怖がらせることです。私たちは動物としてこのように造られているのです。 だから、政府の腐敗、医療制度の悪化、教育制度の悪化等の問題から国民の目をそらしたいなら、国家の存続を脅かすような外敵を見つけるのが一番です。 |
(テロや気候変動などを外敵として設定すると)政府を批判する余地はあまりなくなります。批判すると、すぐに裏切り者のレッテルを貼られるからです。まるで戦争です。国家的緊急事態なのです。私たちは皆、政府を中心に団結しなければならないのです。 |
それらへの対策に反対したり、政府を批判したりする人はすべて裏切り者になります。歴史上、それを目の当たりにしてきました。欧米のテロ対策も同じ論理です。 本当の脅威がない状況でも、指導者たちは人工的な脅威を作り出していることがよくあります。(ユヴァル・ノア・ハラリ Yuval Noah Harari) |
日本の場合なら、露中という外敵を設定して、国民の目を逸らしてるんだよ。政府はとんでもないものを抱えているわけで。日本の肝はここにしかないんだけどな➡︎ Xデイの可能性は?「日銀の債務超過、円暴落、ハイパーインフレ」