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2023年4月21日金曜日

セルゲイ・クリボノス Sergey Krivonos元副司令官の「肉挽き器」の話

 


➡︎動画


本日付けでこのテレビで放送されたとされるKrivonos発言の動画邦訳が出回っているが、このセルゲイ・クリボノス Sergey Krivonos元副司令官による「肉挽き器」の話は、4月6日の段階で既に記事になっているようだ。


◼️Former Deputy Commander of the MTR of Ukraine: I would not rule out the possibility of the Russians going on the offensive from Belarus

April 6 2023

General Krivonos called Bakhmut (Artyomovsk) a "meat grinder" into which the Armed Forces of Ukraine fell and in which they suffer losses among their best units.


さらに遡ってみると、クリボノスは既に昨年の9月に次のように言っている。



…………………


ここで「肉挽き器」をめぐるスコット・リッターの記事のひとつを抜粋しておこう。


◼️平和運動の地獄

私は戦争運動に参加している スコット・リッター 

The Hell with the Peace Movement

I'm joining the War Movement

Scott Ritter   2022/11/26 

私は偽善を憎む。私は平和運動とともに行進し活動してきたが、平和運動のなかにいたことはないし平和主義者でもない。


私は、世界は狂犬に満ちており、アティカス・フィンチのように、時には暴力的に彼らを鎮圧することが求められると信じている。


私は、戦争の必要性と、率直に言って、戦争の必然性の両方を信じている。そうでないと考える者は、人間の条件を知らないということだ。私は、守るべき価値のある社会は、合法的な自衛のために戦争をする用意があるはずだと信じている。


もし国家が戦争に突入したら、勝つために戦うべきだと思う。そこには「公正な戦い」の原則はなく、単に殺すか殺されるかのみである。

そして、私の戦士としての目標は、できるだけ効率的に敵を殺し、味方に害を与えないことだ。私は、近代的な兵器、プロの戦士、そして平時に戦争のための訓練をすることによってのみ達成できる高い即応性を信じている。


そして、戦争をひどい現実の中で経験した者として、私は、戦争は絶対的な最後の選択肢であるべきで、戦争以外のあらゆる可能性を尽くして問題を解決した後にのみ実行されるべきだと信じている。若い人が戦場で血を流すより、老人が声帯を使い果たす方がはるかにましだと思う。熱い空気は殺傷力がない。熱い鉄は殺傷力がある。


私は、「平和」や「反戦」を自称する詐欺的な運動の現代の姿が、そのどちらでもないことを知っている。彼らの小さな青と黄色の旗がそれを証明している。彼らは公然と戦争を支持し、アメリカとヨーロッパの同盟国からウクライナに何十億ドルもの軍事支援を行うことを熱狂的に支持している。この支援は、ロシアとウクライナの紛争という肉挽き器を肥やし、何十万人ものウクライナ人を死に至らしめ、他の何千万もの人々、人間の紛争の火種に巻き込まれた一般市民にとっての苦悩の種とするだけだというのに、である。

I know that the modern-day incarnation of the fraudulent movement that calls itself “peace” or “anti-war” is neither—their little blue and yellow flags prove this. They openly support war, enthusiastically endorsing the provision of billions of dollars’ worth of military assistance from the United States and its European allies to Ukraine, despite the fact that this aid only feeds the meatgrinder that is the Russian-Ukrainian conflict, condemning hundreds of thousands of Ukrainians to death, and tens of millions of others to the kind of suffering that is the lot of civilians caught up in the conflagration of human conflict.


「ウクライナと共に立ち上がる(I stand with Ukraine) 」は、いわゆる「平和運動」がなければ今頃は生きていたであろう何万人もの人々の墓碑銘となった。


はっきりさせておこう。ウクライナの側に立つということは、NATOの急激な拡大、主権国家の憲法上の権威を転覆させるための違法なクーデターを企てる外部勢力、そして国家的英雄に祭り上げられた大量殺人者の記憶を崇拝する白人至上主義のネオナチ超民族主義運動の後押しに立つということなのである。


あなた方は、殺人、レイプ、拷問を支持している。あなた方は、8年間にわたり一般市民を絶え間なない砲撃、女性や子どもを含む何千人もの人々の殺害を支持している。あなた方は、ジェノサイドのための盾として交渉による合意を利用する、偽りの外交を支持しているのだ。


要するに、あなた方は戦争を支持している。しかし、それを認める誠実さはない。なぜなら、正直なところ、あなた方は何も支持していないからだ。