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2023年7月5日水曜日

米属国から中属国へ(伊藤貫)

 

長過ぎるねえ、いつもそう思うんだが。➡︎討論】ウクライナが示す世界の行方[桜R5/6/30]

冒頭の用田和仁元陸将とあとは伊藤貫の発言だけを飛ばし眺めたが、用田さんはいつものようにパネルをふんだんに使って説明している、ここではその中からひとつだけ掲げる。





ーーだね、戦争機械の米英ネオコン潰さないと世界はどうしようもないのは、もはや瞭然としている。



伊藤貫もいつものように、鋭利な、だが実は啓蒙的ことを言っているがーー私は啓蒙の臭いがすると鼻をつまんでしまうタイプだーー、ここではひとつだけ、むしろ「常識的な」発言を抜き出そう(3:20:50あたりから)。



伊藤貫)日本はたぶん運が悪ければ今から4年後、どんなに運が良くても今から10数年後には中国の属国になると思います。






これは今年の4月時点で、異なった観点からだが用田元陸将も言ってたね、➡︎「5~10年後の「日独消滅」シナリオ(用田和仁元陸将)」


ほかにも私がしばしば引用してきた1997年の李鵬の予言がある。


武藤国務大臣)……そのオーストラリアへ参りましたときに、オーストラリアの当時のキーティング首相から言われた一つの言葉が、日本はもうつぶれるのじゃないかと。実は、この間中国の李鵬首相と会ったら、李鵬首相いわく、君、オーストラリアは日本を大変頼りにしているようだけれども、まああと三十年もしたら大体あの国はつぶれるだろう、こういうことを李鵬首相がキーティングさんに言ったと。非常にキーティングさんはショックを受けながらも、私がちょうど行ったものですから、おまえはどう思うか、こういう話だったのです。私は、それはまあ、何と李鵬さんが言ったか知らないけれども、これは日本の国の政治家としてつぶれますよなんて言えっこないじゃないか、確かに今の状況から見れば非常に問題があることは事実だけれども、必ず立ち直るから心配するなと言って、実は帰ってまいりました。(第140回国会 行政改革に関する特別委員会 第4号 平成九年五月九日


1997年の30年後は2027年だよ。つまりズバリ4年後だな。ま、なくなるよりは中国の属国のほうがずっといい。米属国から中属国への移行だけさ。

こう言うと冗談だと思う人がいまだ多いのだろうが、少しでもマトモに考えたら、もうすぐ中国の属国にならない可能性を想像するほうがずっと難しい。私の観点では必ず訪れるハイパーインフレが何よりもまずこの予測の背景になっている。若い人は中国語を勉強しといたほうがいいぜ、マジで。