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2023年11月23日木曜日

何いってんだい


 何いってんだい、現在起こっていることは、フランス革命(1789年ー1799年)、ロシア革命(1917年)という120年スパンの世界の座標軸変貌程度のチョロいもんじゃないよ。1492年の「新大陸」の発見以降の西側支配の終わりだ。ボクは完全にこの線で見てるんだけどな。この視点がないと身を誤るぜ。あと10年たったら世界はすっかり変わってるよ。日本?まだあるのかね、10年後も。

どうなるんだろうね、日本女性は奴隷市場で売れるだろうが、男のほうだな、問題は。


◼️Nobuyoshi Araki at work by Sono Sion





《ある事業が成功するかしないかは、いつに、その事業に人々を駆り立てるなにかがあるかなにかにかかっている。》(マキャベリ)


……そのためには、理性的に判断して、自ら先頭に立って犠牲を甘受するエリート階級だけでは充分ではない。……民衆は、目先の必要性がないかぎり、感性に訴えられなければ、動かないものである。


最大の奴隷“資源”の産地は、いまだキリスト教化されていない地方であった。六世紀頃はアングロ・サクソン人が、九、十世紀に入ると東欧のスラブ民族が、奴隷市場で売られる主要な民族であった。


しかし、ヨーロッパのキリスト教化が進むにつれて、奴隷の供給源が減少し、十一世紀以後は供給源を求めて、ヴェネツィア商人は黒海へまで出かけていかなければならなくなった。それいしても、中世の奴隷は、ヨーロッパからアフリカへ流れていたのである。


少なくとも十四世紀までは、文化の程度は、断然、東のほうが進んでいた。(塩野七生『海の都の物語』)