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西洋の植民地主義、ーー例えばルーブル美術館も大英博物館も植民地主義の遺産だよ、われわれはあれら盗品を有り難がって讃嘆してきたわけだが。
ド・ゴール政権で情報相や文化相を歴任したマルローの出世作『王道』は、カンボジアの文化遺産を盗みにゆく話だ。実際彼は1923 年アンコールワットのバンテアイ・スレイ寺院で女体のレリーフを盗んでプノンペンで逮捕されている。
なぜそんなコレクションがあるのかは、ここでははっきりは言わないでおくが(?)、・・・簡単に言ってしまえば、メインのコトが終わった後、そのコト並の値段、場合によっては倍以上の金額を払って手に入れたものであり、今でも隠蔽記憶のヨスガとしてこよなく珍重している。
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ま、起源はマルローと同様、バンテアイ・スレイ寺院の女体のレリーフーーとくにその足環であることを認めるのに吝かではない・・・