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2024年4月24日水曜日

藪蚊突撃に専念する時代

 


しかしまだ出来ていないのかね、モスキートドローンあれば簡単にヤッチマエルのにな。




◾️たった500ドルで暗殺が可能に AI研究の第一人者が危惧する「ドローン兵器が人類を滅ぼす日」「これは遠い将来の話ではありません」

マックス・テグマーク Max Erik Tegmark、マサチューセッツ工科大学教授理論物理学者、2020/01/29

「もしあなたが、腹の立つ相手を殺したいと思ったら、iPhoneと同じくらいの価格の小さなドローンに相手の顔と位置情報を入力すればよい。それだけで誰にも知られることなく相手を殺害できます。


このような自動兵器を作るだけのテクノロジーは既に我々の世界に存在しています。これから数年の内にその脅威について対策を打たないと、すべての大国が自動兵器を大量生産するクレイジーな軍拡競争に入る可能性すらあるでしょう。そうなればブラックマーケットで自動兵器が安価で手に入るようになるまでさほど時間はかからないはずです。


大量散布だってアリだから、ジェノサイドなんて簡単だよ、


◾️ロボット兵器の自律性に関する一考察 ―LAWS(自律型致死兵器システム)を中心として―

上野博嗣  海幹校戦略研究 2019 年 7 月(9-1) 防衛省 PDF

はじめに


近年の戦場における無人兵器の使用は、火薬、核弾頭に次ぐ第 3 の軍事革命と言われており、無人兵器、すなわち「ロボット兵器(robotic weapons)」は、人工知能(Artificial Intelligence: AI)との融合により、自動化から「自 律化」へと進化している。また、ロボット兵器のうち特に自律型兵器システム(Autonomous Weapon Systems: AWS)の導入は、将来の戦争の本質に大きな影響を与えることが予想されている。このように、ロボット兵器と AI の結合が、戦場の様相を変えつつあるのである。

中国は 2030 年までに「最高のグローバル AI イノベーションセンターになる」という目標を掲げ、その過程で AI 技術が米国を上回る可能性が指摘されている。また、現ロシア軍参謀総長ゲラシモフ(Valery Gerasimov) 将軍は、2013 年に「戦争の未来」(future of warfare)という記事の中で、 AI 研究の重要性を挙げ、「近い将来、完全にロボット化された部隊が作られ、独立して軍事作戦を遂行することが可能になるであろう」と予測している。

これらに対し、2016 年 6 月に米国国防科学委員会(Defense Science Board: DSB)がまとめた『自律性に関する夏季研究報告書』(Summer Study on Autonomy)では、ロボット兵器に自律性を持たせることが「接近阻止/ 領域拒否(Anti-Access and Area-Denial: A2/AD)」を強化する主要な例として挙げられており 、 ジャミング 等の敵対的環境下 (adversarial environment)でも任務が遂行できる自律性を持ったロボット兵器の重要性を指摘している。

このようななか、自律型兵器による危険な軍拡競争が進行中であると指摘されている。特に、ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)とハーバード ロースクール国際人権クリニックは、2012 年 11 月に『失われつつある人間性: 殺人ロボットに反対する論拠』(以下、「HRW 報告書」という。)に おいて、今後 AI を含む科学技術の発展により、20 年から 30 年以内に人間の意思が介入することなく、標的を自ら選択し攻撃できる完全自律型兵器(fully autonomous weapons)、いわゆる「殺人ロボット(killer robots)」 が開発されると予想している。


何はともあれ、科学は進歩し過ぎたのさ。近未来の戦争は殺人ロボットにお任せで、人類はきっといなくなるよ。もはや明日はないのだから、とくに若い連中は今のうちにヤリたいことしっかりやっとけよ。モスキートドローンに対抗するために藪蚊突撃に専念する時代だよ、《スカートの内またねらふ藪蚊哉》(『断腸亭日乗昭和十九年甲申歳 荷風散人年六十有六 九月初七)


人間は、ぎりぎりの極限状態に置かれるとかえって生命力が亢進します。昨日を失い、明日はない。今の今しかない。時間の流れが止まった時こそ、人は永遠のものを求める。


その時、人間同士の結びつきで一番確かなものは、ひょっとして性行為ではないのか。赤剝けになった心と心を重ね合わせるような、そんな欲求が生まれたんじゃないか。


一般的に、エロスとは性欲や快楽を指す言葉かもしれません。が、僕の追求するエロスは、そんな甘いものじゃない。人間が生きながらえるための根源的な欲求のことです(古井由吉「サライ」2011年3月号)


男が藪蚊に心を極めたらーー《我、汝の裂け目がただ一筋の線にあらざるならば、死をもいとわじ[Rimula, dispeream, ni monogramma tua est.]》(テオドール・ド・ベーズ Théodore de Bèzeーーモンテーニュ『エッセイ』第3巻第5章より)ーー、不死の女神のほうだって「男がするような股がりかたはしない」ぜ。