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2024年6月2日日曜日

すべては終わった

 

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J.S. Bach: Cantata, BWV 159: Es ist vollbracht (Arr. Ólafsson for Piano)


いやあこんなのあったのか。私はバッハのカンタータにはいくらかウルサイほうなのだが、不覚だったね。オラフソンのバッハ編曲には時に軽すぎてソンナノアリカと苛立つこともないではないのだが、やっぱりこうやって紹介してくれるのは貴重だね。


ディスカウの歌うこのBWV 159 『見よ、われらエルサレムにのぼる』 バス・アリア「すべては成し遂げられた(Es ist vollbracht )」ーー「すべては終わった」ーーに初めて出会って完全に痺れちゃったよ。


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Sehet, wir gehn hinauf gen Jerusalem, BWV159: Aria. "Es ist vollbracht" · Dietrich Fischer-Dieskau, Berliner Philharmoniker, Karl Forster




オーボエの音に促されて、私の偏愛の曲「魂はイエスの手にて憩う(Die Seele ruht in Jesu Händen)」を半年ぶりぐらいに聴き直してみたよ。


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Die Seele ruht in Jesu Handen, BWV127 · Arleen Auger, Helmuth Rilling


ーーそうだな、やっぱりこっちの方がいいかね。


私の魂の友?ナウモフが100歳まで生きた親しい女性ーーMarie-Françoise Vauquelin Klincksieck (1921-2021)ーーの追悼でピアノ編曲を演奏しているけど、これまたヒドク痺れるね。


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Emile Naoumoff, Marie-Françoise dans nos cœurs