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2024年12月4日水曜日

次々に起こるケッタイな出来事

 

いやあ色々忙しいな、シリアのアレッポ陥落、ジョージアデモ、韓国戒厳令と。次々にケッタイなことが起こるよ。前回、「しかし何故やっちまわないんだろ早いとこ?」で書いたところだけどさ。世界の動きになんとかついていこうとしている蚊居肢散人でも眩暈がするぐらいだから、日常の生活に忙しい標準的な人たちは何が起こっているのかサッパリでもやむえないよ。でも集団的西側による14ヶ月続くジェノサイドだけは忘れないようにしないとな。いま起こってることはあの連中の巨悪を隠蔽する目眩し戦略の一環かもしれないからさ。


追記






おい、日本人は韓国人のように立ち上がる力があるのかね、どう思う?





その国の友なる詩人は私に告げた。この列島の文化は曖昧模糊として春のようであり、かの半島の文化はまさにものの輪郭すべてがくっきりとさだかな、凛冽たる秋“カウル”であると。その空は、秋に冴え返って深く青く凛として透明であるという。きみは春風駘蕩たるこの列島の春のふんいきの中に、まさしくかの半島の秋の凛冽たる気を包んでいた。少年の俤を残すきみの軽やかさの中には堅固な意志と非妥協的な誠実があった。


きみは秋の最後の名残とともに去った。生まれかわりのように生まれた子に秋の美しさを讃える秋実の名を残して。

(中井久夫「安克昌先生を悼む」2000年『時のしずく』所収)