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2024年12月29日日曜日

トランプなるネオコンの雑用係

 


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【部分訳】

Акичка@4mYeeFHhA6H1OnF Dec 29, 2024

Russia Has Decimated Ukraine's Army | Scott Ritter 2024/12/29 より

スコット・リッター:

ドナルド・トランプのアドバイザー達は、ジョー・バイデンやその前のバラク・オバマのアドバイザー達、そしてドナルド・トランプの第1次政権時のアドバイザー達と同じ系統の人達だということを念頭に置いておかなければならない。

彼らはロシアを破壊することを唯一の目標とするロシア恐怖症の人々である。

ロシアが勝利を収めるためなら、たとえその勝利がアメリカやロシアの地位を高めるものでなくても、何でも受け入れるつもりはない。

これは純粋にゼロサムゲーム(Zero-sum game:ゲーム理論における概念の1つ)だ。

ロシアにとって良いことは何でも、彼らの頭の中では米国にとって悪いことなんだ。

彼らがドナルド・トランプに助言する限り、それが彼らの方針となる。


プーチン大統領は非常に外交的だったが、ラブロフ外相はそうではなかった。

ロシアがウクライナで戦争を始めた理由は、ウクライナがNATOに加盟する可能性があったからだ。

ロシアはその戦争に勝っている。

ロシアはウクライナがNATOに加盟することを決して許さない。それは議題に上がるべきではなく、議論する価値もない。

したがって、トランプ政権内でウクライナの将来のNATO加盟を前提にした計画を提案している人々は、プーチン大統領が正確に言ったように、「もし今準備ができていないのであれば、それはあなたたちが彼らを準備させるということだ」と言っているのだ。

そして、彼らが準備が整ったらどうなるのか、ロシアはそれを許すつもりはない。


トランプは自分の計画が行き詰まっていることを認識している。

最近、彼は「すべては憶測に過ぎない。プーチンと会って初めて分かることだ」と言ったが、その会談はおそらく非常に短くなるだろう。

なぜなら、プーチンは何のやり取りにも応じないからだ。

トランプはそこで、目を見つめながら「お前は悪だ」とジョー・バイデンのような演説をするわけではない。

トランプが「これについてどう思う?」と尋ね、プーチンが「NO」と答え、トランプが「じゃあこれはどうだ?」と尋ね、プーチンが再び「NO」と言い、トランプが再度「じゃあこれについては?」と尋ねる形になるだろう。

そしてプーチンはただこう言うだろう。

「『我々は戦争に勝った』ということを、何が分からないのか?もしあなたが負けた側に加わりたいのであれば、今こそその歴史的なチャンスがある。しかし、愚かなことを繰り返したいのであれば、どうぞ。なぜなら、我々は勝っており、負けることはないからだ。我々はこれにすべてをかける覚悟がある―すべてを。あなたは何をかける覚悟があるのか?」


トランプはその答えを持っていない。

なぜなら、彼はすべてをかける覚悟がないからだ。


だから最終的には、トランプはロシア嫌いのアドバイザーの逆鱗に触れるような難しい決断を迫られることになると思う。

ロシアがこの戦争に勝つのを止めることはできない。

十分な資金もない、十分な軍事装備もない、NATOには意味のある介入をする能力もない。

だから、ロシアがこの戦争に勝つのを止めることはできない。

これが、ドナルド・トランプが直面しなければならない厳しい真実だ。



……………



ジェフリー・サックス)ケネディ暗殺後、大統領はいないと言われてきた。それ以降の大統領はシステムの雑用係にすぎないIt has been said that after the Kennedy assassination, there has been no president. They have only been factotums of the system since then.](Jeffrey Sachs: US/Russia/China: Worst Tensions in 30 Years. ーーJudge Napolitano 2024314




◾️マイケル・ハドソン「ドル覇権の愚かな運命」2023年11月26日

The Dumb Luck of Dollar Hegemony by Michael Hudson, November 26, 2023

歴史家は、バイデンはおそらく現代史上最悪の大統領であり、オバマよりもひどいと言うだろう。 しかし実際はバイデンの問題ではない。というのも、バイデンは、彼の背後にいるディープステート全体のフロントマン、ネオコン・グループ全体のフロントマンに過ぎないからだ。そのまさにネオコンのメンタリティが、好戦的な金融資本主義の最後のあがきであり、米国全体の計画を自滅させるものだ。

I think historians will say, well, Biden has been probably the worst president in modern history, even worse than Obama. But it really isn’t Biden because Biden is just a front man for the whole deep state, for the whole neocon group behind him. And it’s really the neocon mentality, the sort of the last gasp of militant finance capitalism that is self-destructive of this whole American plan.




◾️プーチンインタビュー、フィガロ 2017/05/29

私はすでに3人のアメリカ大統領と接してきた。大統領は入れ替わるが、政治はいつも同じだ。なぜか? 官僚機構が強大だから。大統領が選ばれたとき、彼らは何かアイデアを持っているかもしれない。そして、ブリーフケースを持った人たちが、身だしなみよく、私と同じようなダークスーツを着てやってくる。赤いネクタイを除いてだが、彼らは黒か濃紺のものを好むようだから。この人たちは、物事がどのように行われるかを説明し始める。すると、たちまちすべてが変わってしまう。これは、どの政権でも起こることだ。

I have already spoken to three US Presidents. They come and go, but politics stay the same at all times. Do you know why? Because of the powerful bureaucracy. When a person is elected, they may have some ideas. Then people with briefcases arrive, well dressed, wearing dark suits, just like mine, except for the red tie, since they wear black or dark blue ones. These people start explaining how things are done. And instantly, everything changes. This is what happens with every administration. Vladimir Putin's interview with Le Figaro. recorded on May 29 2017






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