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2025年12月19日金曜日

肉屋の主人のドタバタ騒ぎ

 




乗松聡子さん訳ーー、


Satoko Oka Norimatsu 乗松聡子/ Peace Philosophy Centre @PeacePhilosophy 20251219

ブライアン・バーレティック

「トランプ氏、1兆ドル規模の国防法案に署名ウクライナ向け8億ドルを含む

◼️トランプ氏は、ウクライナ向けに数億ドル規模の軍事支出を承認した。これは、バイデン政権時代から続く武器・弾薬供与の流れを継続するものである。


◼️数万人規模の米軍部隊が、引き続き欧州に駐留する。


◼️こうした状況が何ら中断されることなく続く中で、米国はドイツにある自国の軍事基地を通じてウクライナにおけるすべての軍事作戦を引き続き統括しており、同時に米中央情報局(CIA)が、ロシア国内への攻撃や海上におけるロシアのエネルギー輸出への攻撃を含む、ウクライナの情報機関とその作戦を監督している。


◼️「平和」についての言説は、米国がウクライナと欧州の双方を再武装させ、後に敵対行為を再開するために利用できる、ミンスク合意3.0型の凍結状態へロシアを追い込むことを目的としたものにすぎない。その間、米国はロシアの同盟国である中国の封じ込めに注力する。


◼️繰り返しになるが、最近公表された国家安全保障戦略文書はこの方針を明確に示しており、米国はロシアと中国の双方に対して、世界的な覇権追求を今後も継続し、また実際に継続していることが確認された。その過程において、代理勢力の活用をこれまで以上に進めていくということである。」



いまさらだが基本的には3週間前に掲げたこの線だなーー、


高市台湾発言は計算された一歩(ブライアン・バーレティック)

台湾問題で日本が行き過ぎたのは脚本の一部(ダニー・ハイフォン)

アメリカのシステムにおいて「ブレジンスキー戦略は止まらない」



乗松さんは巧いこと言ってるよ、トランプが何を言ってるかではなく、トランプ政権が何をやってるのかが肝腎だと。



ましてやトランプは肉屋の主人、屠殺屋の主人だからな。



日常生活では、どんな店屋の主人でもしごくあたりまえに、ある人が自分がこうだと称する人柄と、その人が実際にどういう人であるかということとを区別することぐらいはできるのに、わが歴史記述ときては、まだこんなありふれた認識にさえも達していないのである。それは、 あらゆる時代を、その時代が自分自身について語り、思いえがいた言葉どおりに信じこんでいるのである。(マルクス『ドイツ・イデオロギー』1846年)


この哲学的な客寄せ宣伝をーーもともとそれはひとかどのドイツ市民の胸に慈善的な愛国心をひきおこしさえするのだが――ただしく評価するためには、またこうした青年ヘーゲル派の全運動のくだらなさと地方的な偏狭さを、つまりこれら英雄輩が「じっさいにやっていること」と、その「やっていることへの幻想美化」との悲喜劇的な対照を、眼のあたりにみせるためには、 ひとまずドイツの外にある足場から、このドタバタ騒ぎの全体をながめる必要がある。 (マルクス『ドイツ・イデオロギー』1846年)