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2026年5月7日木曜日

別の世界を見ているかのような「国際政治学者」

 


中東研究の第一人者、かつ東大シンクタンク「ロールズ」代表・池内恵が、米イランが暗黙の共謀関係にあり「米イランが勝者」などと言っているので「注目」している。なぜこんなことを言い得るのか、と。


彼のツイッター上のタイムラインはリツイートが殆どなのだが、その内容は「あっちにふらふらこっちにふらふら」という具合だ。



雨ニモ負ケテ

風ニモ負ケテ

アチラニ気兼ネシ

コチラニ気兼ネシ

〔・・・〕

アッチヘウロウロ

コッチヘウロウロ

ソノウチ進退谷マッテ

窮ソ猫ヲハム勢イデトビダシテユキ

オヒゲニサワッテ気ヲ失ウ

ソウイウモノニワタシハナリソウダ


ーーー堀田善衛『広場の孤独』より




ボクのひそかな脊髄反応はーー、



ーーとまでは言わないでおくが、次のような具合だ。




確かに「別の世界を見ているかのようだ」であり、もちろんニーチェが『ツァラトゥストラ』の「快癒しつつある者」で言ったように、《それぞれの魂は、それぞれ別の世界をもっている[Zu jeder Seele gehört eine andre Welt]》にしろ、私の魂は非快癒のままである・・・


というわけで池内恵の父君の言葉の「社会学」を日本の「国際政治学」に置き換えて「日本の国際政治学者は何もできない」と言いたくなる誘惑に駆られることしきりである・・・

池内紀)去年だったかな。『朝日新聞』の書評委員会で、書名をずっと読み上げるでしょう。それで『社会学は何ができるか』という書名が読み上げられたとき、須賀さんがはっきり通る声で、すぐ合いの手を入れた。「何もできない」って(笑)。ぼくもずっとそう思っていたんだけれども勇気がなかったからいえなかった。前に社会学の先生が二人おられたし……(笑)(『追悼特集 須賀敦子』河出書房新社、1998年)



と記してツイッターを開くと、池内恵は実に「正しいこと」を言っているじゃないか。





もっともAIなど使う必要はなく、例えばマランディやぺぺ・エスコバルのような情報源から即座に明らかになることではある。