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2016年7月16日土曜日

神酒を入れるヒョウタン

「美」という概念が性的な興奮という土地に根をおろしているものであり、本来性的に刺激するもの(「魅力」die Reize)を意味していることは、私には疑いないと思われる。(フロイト『性欲論三篇』1905年)

灌木について語りたいと思うが
キノコの生えた丸太に腰かけて
考えている間に
麦の穂や薔薇や菫を入れた
籠にはもう林檎や栗を入れなければならない。
生垣をめぐらす人々は自分の庭の中で
神酒を入れるヒョウタンを磨き始めた。

ーー西脇順三郎「秋」

やあ、すばらしい。灌木、キノコ、腰、丸太、麦の穂、薔薇、菫、籠、林檎、栗、生垣、自分の庭、神酒、ヒョウタン、--すべての語彙が磨きぬかれている。

残念なことに、精神分析もまた、美については、他の学問にもまして発言権がない。ただ一つ確実だと思われるのは、美は性感覚の領域に由来しているにちがいないということだけである。おそらく美は、目的めがけて直接つき進むことを妨げられた衝動の典型的な例なのであろう。「美」とか「魅力」とかは、もともと、性愛の対象が持つ性質なのだ。(フロイト『文化への不満』1930年)

ここでなんたら言ってくる人がいるのをおそれるので、くどくなるが、こうつけ加えておこう。

「近代の寓話」に「形而上学的神話をやつている人々と/ワサビののびる落合でお湯にはいるだけだ」とあるのを、西脇順三郎自ら、《これは実は「猥談」をしている同僚のことだ》と解説したそうだ。(新倉俊一「記憶の塔」より PDF

もちろん西脇だけではなく、たとえば大江健三郎も捨てたものではない。

妻とギー兄さんは森の鞘に入って山桜の花盛りを眺めた日、その草原の中央を森の裂け目にそって流れる谷川のほとりで弁当を食べた。(……)そして帰路につく際、ギー兄さんは思いがけない敏捷さ・身軽さで山桜の樹幹のなかほどの分れめまで登り、腰に差していた鉈で大きい枝を伐ろうとした。妻は心底怯えて高い声をあげ、思いとどまってもらった。(大江健三郎『懐かしい年への手紙』)

…………

さて、「もし、美しいお嬢さん」にて、ファウストと西脇の詩を並べて引用した。

◆ゲーテ「ファウスト」 森鴎外訳より

ファウスト(娘と踊りつゝ。)

いつか己ゃ見た、好い夢を。
一本林檎の木があった。
むっちり光った実が二つ。
ほしさに登って行って見た。    

美人

そりゃ天国の昔からこなさん方の好な物。
女子に生れて来た甲斐に
わたしの庭にもなっている。

メフィストフェレス(老婆と。)

いつだかこわい夢を見た。
そこには割れた木があった。
その木に□□□□□□があった。
□□□□けれども気に入った。


老婆

足に蹄のある方と
踊るは冥加になりまする。
□□がおいやでないならば
□□の用意をなさりませ。


◆西脇順三郎「留守」より

竹藪に榧の実がしきりに落ちる
アテネの女神に似た髪を結う
ノビラのおつかさんの
「なかさおはいりなせ--」という
言葉も未だ今日はきかない。 

…………

というわけで、
鴎外の□□□□□□などに何を入れたらいいのか、
キノコの生えた丸太に腰かけて
長いあいだ考えてしまったよ

鴎外曰く、

総てこの頃の私の翻訳はそうであるが、私は「作者がこの場合にこの意味の事を日本語で言うとしたら、どう言うだろうか」と思って見て、その時心に浮び口に上ったままを書くに過ぎない。その日本語でこう言うだろうと云う推測は、無論私の智識、私の材能に限られているから、当るかはずれるか分らない。しかし私に取ってはこの外に策の出だすべきものが無いのである。それだから私の訳文はその場合のほとんど必然なる結果として生じて来たものである。どうにもいたしかたが無いのである。(「訳本ファウストについて」 森 鴎外)

わたくしは際立って「私の智識、私の材能に限られている」ので、「作者がこの場合にこの意味の事を日本語で言うとしたら、どう言うだろうか」と思って見て、その時心に浮び口に上ったままというわけにはまったくいかない。

当面、次のようにおいてみたが、五七調のリズムにかける。

(その木にぱっくりほとがあった。
さやひろけれども気に入った。)  

(大蛤がおいやでないならば
さおの用意をなさりませ)


西脇の示唆するように
栗やキノコにこだわってもみたのだが
どうもうまくいかない。




桃栗三年柿八年梅は酸い酸い十八年

桃栗三年後家三ヶ月

腿膝三年、尻八年

ーー「微熱あるひとのくちびるアマリリス」(吉岡実)




茶臼三年栗と栗鼠おいどはすいすいあまとりす

肌身とはぴつたり合つて、女の乳房わが胸にむず痒く、開中は既に火の如くなればどうにも我慢できねど、こゝもう一としきり辛棒すれば女よがり死するも知れずと思ふにぞ、息を殺し、片唾を呑みつゝ心を他に転じて、今はの際にもう一倍よいが上にもよがらせ、おのれも静に往生せんと、両手にて肩の下より女の身ぐツと一息にすくひ上げ、膝の上なる居茶臼にして、下からぐひぐひと突き上げながら、片手の指は例の急所攻め、尻をかゝえる片手の指女が肛門に当て、尻へと廻るぬめりを以て動すたびたび徐々(そろそろ)とくぢつてやれば、女は息引取るやうな声して泣きぢやくり、いきますいきます、いきますからアレどうぞどうぞと哀訴するは、前後三個処の攻道具、その一ツだけでも勘弁してくれといふ心歟欺。髪はばらばらになつて身をもだゆるよがり方、こなたも度を失ひ、仰向の茶臼になれば、女は上よりのしかゝつて、続けさまにアレアレ又いくまたいくと二番つゞきの淫水どツと浴びせかけられ、此だけよがらせて遣ればもう思残りなしと、静に気をやりたり。(永井荷風「「四畳半襖の下張」)

《此日糊を煮て枕屏風に鴎外先生及故人漱石翁の書簡を張りて娯しむ》(断腸亭日記巻之三大正八年歳次己未


…………

研究社刊 『アメリカ俗語辞典』の"vagina"より

愛の泉、愛の谷間、赤貝、赤門、あけび、あすこ、あそこ、アタッキングポイント(attacking+point)、アタックポイント(attack+point)、あちょこ、熱い泉、あな、穴倉、あなぼこ、あなぽこ、あなめど、あれ、一切衆生迷惑所、入口、入れ物、岩戸(<天の岩戸)、隠花、陰所、陰部、陰門、ヴァギナ(vagina)、うけ、うす(臼)、うつわ(器)、えら(腮)、オアシス(oasis)、奥、奥所、奥の院、奥の細道、お貝貝、おかいちょ(<お開帳)、おしし(お獅子)、男泣かせの穴、おちゃ、おちゃつぼ、おとしあな、おばけ、おはこ(お箱)、おはま(<はまぐり)、おピンクちゃん、おま、おまえ、おまた、おまん、、おまんこ、おまんたん、おまんち、おまんちょ、おまんの方、おまんまん、思うつぼ、表門、女殺しの急所、女のあれ、女のそれ、女のなに、女の花園、女の部分、女のもの、女の門、貝(または開)、花陰、貝貝、隠しどころ、隠れた泉、かぐわしいところ、かげりのある谷、花唇、花芯、花蕊、楽器、花洞、花筒、門口、かに(蟹)、花肉、下腹部、花弁、花門、華門、からだの芯、からだの中心、花裂、かんじんかなめ、かんじんなところ、カント(cunt)、官能地帯、観音さま、器具、きっぴん(吉品<ちーはー賭博)、逆三角、急所、玉池、局部、玉門、亀裂、禁断の木の実、禁断の谷間、くさいところ、クッセ(<デンマーク語)、くぼみ、黒三角、軍艦、毛ぐつ、けつ、毛ぶとん、毛ぶろ、毛まめ、毛まん、毛まんじゅう、こいぐち(鯉口、恋口)、攻撃目標、興奮のるつぼ、こおまん(<まんこ)、股間、故郷、子ねこちゃん、ご本尊、コン(con<フランス語)、コンセント(consentの日本式転用またはconcentric plug)、逆さ富士、細工場、最終攻撃目標、さし込み(口)、刺身、さや(鞘)、三角、三角州、三寸、汐吹き、ジェニー(jenny<『チャタレー夫人の恋人』)、ジェーン(jane)、塩からいところ、しとしとぴっちゃん、裂け目、白い谷間、シークレット(secret)、シークレットポイント(secret point)、しし(獅子)、しし谷、しじみ、しじみ貝、した(下)、下口、下の口、湿原、湿地帯、品物、しも、下の関、シャー(フランス語chat猫)、シャイデ(ドイツ語Scheide)、羞恥の極点、羞恥の亀裂、羞恥の原点、朱門、女陰、女性自身、女性そのもの、女性のシンボル、しり、しろもの(代物)、神秘、神秘な花、水源、水蜜、水蜜桃、すじ、すそ、スリッパ(slipper)、聖域、性域、狭き門、セックス(sex)、センターホール(center+hole)、双丘の谷間、ソケット(socket)、その部分、そのもの、そのものずばり、そら豆、それ、胎内、第三の穴、ターゲット(target)、たこつぼ、谷、谷あい、谷間、谷間の奥、谷間のばら、たま(玉)、丹穴、小さいミット、恥部、茶臼、茶壷、中枢、つけね、つぼ、テトラ(tetra)、テトラちゃん、デルタ(delta)、道具、洞窟、倒三角、ドーナツ、なさけどころ(情所)、なに、なべ、肉、肉穴、肉体、肉体の門、肉の切れ目、肉まんじゅう、似たり貝、女根、女体秘部、にょらい(如来)、ぬかるみ、ぬくいところ、沼、濡れた唇、濡れた茂み、濡れた芯、濡れた谷間、濡れた花、濡れたみぞ、濡れ仏、根、ねこちゃん、バイオリン(violin)、ばか貝、バギナ(vagina)、化け物、箱、はじけ豆、畑、はち(鉢)、花、花貝、花かげ、花しべ、花園、花のかげ、花の門、はまぐり、ばら、ばらの谷間、ばらの花、パルテノン(Parthenonギリシャのアテネの神殿)、秘淵、秘奥、秘花、秘丘の奥、秘境、火消しつぼ、秘谷、菱形、秘所、菱もち、ひだ(襞)、ひだひだ、秘桃、ビーナス(Venus)、ひなと(火之戸、比奈登<古語の復活)、秘部、秘密の花、ひめやかな谷間、ピンクの花びら、ピンクの裂け目、ブイ(V<形とvaginaのVから)、フィッタ(スウェーデン語)、フォッサマグナ(Fossa Magna日本の大地溝帯)、袋、富士山、プチチャー(フランス語petit chat小さい猫)、プッシー(pussy小猫)、部分、部分ちゃん、ふなだま(船玉)、船、プライベートな場所(private)、フラワー(flower)、フラワーゲート(<flower gate花門の訳)、ふるさと、へそ下三寸、ポイント(point)、ぼこ(凹)、宝石、ポスト(post)、牡丹、ボックス(box)、ほと(火戸、火処<古語の復活)、ぼぼ(開)、ほら穴、ホール(hole<ゴルフ)、ぼんぼちょ(<白木卓の漫画『ぼんぼちょ学園』)、前、前穴、前のところ、前の部分、前門、また(股)、豆、まるじゅう(<生物学の雌の記号♀から)、まる秘、まる秘地帯、まん、まんこ(万古、満戸、万戸)、まんこう(満紅)、まんじゅう、まんち、まんちゃん、まんちょ、まんなかの穴、マンホール(<manhole+まんの穴)、まんまんちゃん、未開地、蜜壷、みぞ(溝)、みほと(古語の復活)、麦、むきみ(剥身)、むすめ、むすめちゃん、女沼、持ちもの、桃色の花、もものつけね、桃の花、もやもやの関、門、柔らかな茂み、柔らかなつぼみ、欲情の谷間、ヨニ(サンスクリット語yoni)、りゃんそう(<マージャンの二索)、るりこうにょらい(瑠璃光如来)、れこ(<これ)、ローズ(rose)、ワイ(Y<またのつけねの形から.Wが乳房,Xがへそ,Yが陰部)、ワギナ(vagina)、わらじ、割れた肉、われめ、われめさん(若い娘のものは「われめちゃん」)、われめちゃん;《方言》えっぺ、おかいちょ、おかんこ、おそそ、おちゃこ、おちょこ、おつんび、おべべ、おべんこう、おめこ、おめちょこ、そそ、だんべ、ちび、ちゃこ、ちゃんこ、ちょぼ、ちょんこ、ちょんちょん、ちょんべ、つび、つんび、へこ、べこ、べっちょ、べっぱ、へへ、べべ、べべこ、べんちょ、ほうみ、ほと、ぼぼ、ぼんぼ、めこ、めめ、めめっこ、めめっちょ、めめじょ、めんちょ、もっちょ、/たれ、やち(谷地)、れき(<れこ<これ)、やけ(<薬研)、やち、やちばこ/きーがー(<楽器)観艦式、ポスト(post)/カトレア(cattleya)、ボックス(box)/(婉曲に)XXXX、○○○○、お××こ、お×××、×ま×こ;(文字または絵の説明)□(←草かんむりに弓豆弓)(<草の下に豆があり弓なりの陰唇が囲んでいる)、右カーブ左カーブまん中通ってストライク応援団がちゃっちゃっちゃっちゃっちゃっちゃっちゃっちゃっちゃっちゃっ、押麦(<陰部を表す図形から);(若い女性の性器)こわれもの、割れもの、;(若い娘のピンク色の陰部)おピンクちゃん、桜貝花貝、紅貝;(成熟した女の色素が沈着した陰部または陰唇)黒い花びら;(黒い性器)からす貝、くろつび(黒通鼻);(ぐあいがいい性器)あたご山(愛宕山)(膣口のしまりがいいもの)、毛巾着、三段締め(入り口と中間と奥の三か所で括約筋が働き男根の根元と中央と亀頭をしめられるという伝説の名器)、上玉、すっぽん、たこ(蛸)、たこつぼ、たわらじめ、超名器、電気くらげ、なめくじぼぼ、本玉、前だれ(小陰唇がのびたもの)、みみず千匹(ひだの多い膣で、みみずが千匹動いているような感触がある)、名器/じょうぼんかい(上品開)/(名器の持ち主)温泉みみず芸者(<ポルノ映画の題);(相のよい女性器または性交すると幸運をもたらす女性器)福まん;(ぐあいのよくない性器)大味、おかちまんこ、粗器、粗まん、鈍器、凡器;(奥行きが浅い性器)あさつき、おさら、おちょこ、さらぼぼ、さらまん;(ゆるい性器の状態)でかまん、ばかばか、ぱかぱか、がばがば、がぼがぼ、がまぐち、ミス太平洋、ゆるゆる、千畳敷、大海にごぼう、太平洋にさお;(ゆるく浅い性器)たらい;(性器のつきぐあいによる名称)上がり、上つき、上ぞり(上反)、下開(げかい)、さがり開、下ぞり(下反)、上開、どて高、前つき;(愛液の多いもの)沖の石、潮吹き、潮吹き貝;(性行為が過激で青黒くくたびれた女陰)青女房;(老女陰)しなびまんこ、西瓜の棚落ち;(陰毛のないもの)おちゃわん、オールスムース(all+smooth)、かわらけ(土器)、ちゃわん、ぱいぱん(白板<麻雀)、らけ(<かわらけ);(陰毛の薄いもの)ひえ(稗);(無毛の老女陰)炮烙(ほうろく);(陰毛が濃いもの)穴熊、おしし、熊皮、こうもり、しゃぐま、ジャングル(jungle)、白かべにこうもり、手負いがらす、ももんが(あ)、やぶ、りゅうは(緑発)(<麻雀);(鎖陰)穴なし、小まち(<小野小町は男に接しなかった、また小町針はめどがない)、戸立て;(欠陥がある性器)欠陥車;(病気の性器)くされまんこ;(子宮が出てしまった性器)なす、なすび;(クンニリングスのとき適度に刺激的な味と性器臭がするもの)ごち、ごちそう、デザート(dessert);(体質的によいにおいを分泌する性器)香開、じゃこう猫;(恥垢でよごれ過ぎまたは生理的な原因で悪臭のする性器)くさや、口のくさい子猫、仁王門(<匂う門)、頬赤、まん臭娘(<満州娘にかけて);(露出した陰部)むき卵、むき身(spread beaver);(女陰の格づけ)一高二まん三蛤四たこ五雷六洗濯七巾着八ひろ九下十くさい;(陰阜)あたご山(愛宕山)、おか、恥丘、デルタ、デルタ地帯、どて、花の山、秘丘、ビーナスの丘(<ラテン語mons veneris)、べにうす山(紅臼山)(<Venusの山<mons veneris)ほがみ(陰上);(外陰)バルバ(vulva);(陰唇)L、萼、花弁、羞恥の花弁、神秘の扉、とさか、とびら、肉の花弁、花びら、ばらの花びら、秘唇、ひだ、ひらひら、ぴらぴら、へらへら、ラビエン(ドイツ語Labien)、リップ(ス)(lips)、リボンちゃん(ribbon);(大陰唇)外のひらひら、ラビア・マジョーラ(ラテン語labia majora)/大びら/(小陰唇)なかのひらひら、ニンフ(nymph妖精)、ラビア・ミノーラ(ラテン語labia minora)/小びら/(陰核)あずき(小豆)、アンテナ(antenna)、女のペニス(penis feminisの訳)、核、果実、花実、花心、花芯、感じるところ、きちぜつ(吉舌)、キツレル(ドイツ語Kitzler)、急所、玉舌、ぐみの実、クリクリ(<クリトリス+クリクリする)、クリット(clit<clitoris)、クリちゃん、クリトリス(clitoris)、紅舌、さね(佐根、佐弥、小根、核、実)、C、舌、真珠、スイッチ(switch)、そら豆、つぶ、つぼみ、花のつぼみ、花の実、秘球、秘玉、ひなさき(火戸先)、敏感なところ、宝石、ボタン、ぼっち、ぽっち、豆、芽;(尿道口)泉、温泉、潮吹き口、水源、排水口、一目小僧、噴水、前の穴、;(膀胱)水源地/豆タンク/(会陰)ありのとわたり(蟻の門渡)(taint);(処女膜)ハイメン(hymen)、ヒーメン(ドイツ語Hymen)、フリルちゃん(frill)、まく(cherry);(子宮膣部)いなのへそ(鰡の臍)、花心、コウノトリの故郷、子壷、こみやさん、小宮先生、ポルチオ(portio);(子宮)ウテルス(uterus)、こぶくろ(子袋);(バルトリン線)スープ工場《関連》(陰部に接するもも)白鳥居、むかもも(向腿);(陰部の相の研究)まん相学//(古語、または文献上の女陰名)赤口、赤門、あけび、芦原、穴熊、穴鉢、穴蜂、あわび、あわびくぼ、池、磯つび、陰、道具、陰穴、陰孔、陰戸、陰三角、陰物、うろこ形、臼、生まれ在所、瓜、笑める、えら、お黒もの、お香箱、おしゃんす、お茶、お茶入れ、開閇(かいひん)、傘袋、貸元、かに、かねて、かのもの、がま、玉壷(ぎょっこ)、玉戸、玉孔、金池(きんち)、くぼ(久保、窪)、くらやみ、くらやみ谷、下戸(げこ)、毛巾着、毛ざや(毛鞘)、毛雪駄、毛布団、毛ぼぼ(毛開)、毛桃、玄牝之門(げんひのもん)、御秘蔵、根(こん)、さかずき、三角風呂、四二寸(しにすん)、私処(ししょ)、下歯(したば)、下谷(したや)、しなたりくぼ(滴り窪)、しまら貝、重箱、出身門、しょこ、女根、身根(しんこん)、西瓜、すりばち、前門、想門、たび、丹穴池、暖房、茶釜、ちょこ、つかぶくろ(柄袋)、つび(通鼻)、露穴、とこやみ(常闇)、内陣、中高船(なかたかふね)、なぎなた、情けの門、なたまめ、なま臼、なま風呂、なま豆、なまもの、なり合わざるところ、肉池、肉風呂、二寸五分、女門、根、のりつぼ、麦(ばく)、花の君子、腹、針箱、ひこ(牝戸、牝口)、秘蔵、人穴(ひとあな)、船後光、船玉様、船まんじゅう、船虫、風呂、へき(闢・開)、へそ、宝具、宝美(ほうみ)、ほぞ、ほほまる、前尻(まえじり)、幕の内、豆蔵(まめぞう)、命門(めいもん)、女の初め(めのはじめ)、木瓜(もっか)、むにゃむにゃの関、門、門戸、也(や)、薬研(やげん)、薬研形(やげんなり)、よしこ、よね(米)、例刻(れいこく)、茘枝(れいし)、蓮華(れんげ)、蓮根、鰐口(わにぐち)、わらじ虫;(若い女性の陰部)赤核(あかざね)、赤窄(あかすばり)、新ら、新ら鉢、初い穴(ういあな)、うづみ(埋舌)、紅舌(こうぜつ)、更開(さらぼぼ)、新開(しんぼぼ);(老女陰)産俵開(さんだらぼぼ)、提灯婆、老令船;(よくぬれる女陰)おつけ沢山、醤油樽、汁沢山、白酒臼、梅雨穴、ぬれぼぼ、のりつぼ、水沢山;(乾いた女陰)はしゃぎぼぼ;(陰阜の豊満な女陰)まんじゅうぼぼ;(具合のいい女陰)上開、上品開(じょうぼんかい)、筑紫通鼻(つくしつび)、妙陰、妙開、名開(めいかい);(具合の悪い女陰)下開、下品開(げぼんかい)、難開、ぬか並;(入口が狭い女陰)かんぬき(ぼぼ);(冷感症の女陰)清水開、冷陰;(広すぎる女陰)広開(こうかい)、広玉(こうぎょく)、大陰、ひろつび(広通鼻)、洞穴;(においの悪い女陰)くさつび(臭通鼻)、匂開、臭開、とべらぼぼ、ほしか舟(<干しいわしを運ぶ肥料舟);(病気の女陰)破船;(音のする女陰)かみなりぼぼ(雷開);(多毛の女陰)毛巾着、毛沢山、毛長ぼぼ、毛深ぼぼ、毛ぼぼ;(後家の陰部)空き店、空き家、ねかしぼぼ、むだ穴;(月経の陰部)赤屋、紅屋(べにや);(愛液や精液のついている女陰)のりつけぼぼ;(寝ている女の陰部)寝つび;(風呂にはいった女の陰部)湯ぼぼ;(酒を飲んだ女の陰部)さかぼぼ(酒開);(こたつにあたった女陰)こたつ貝、焼き蛤;(安座のとき見える女陰)あぐらぼぼ;(露出している女陰)お開帳、洗たくぼぼ;(むき出しの女陰)ふり、むき身、むふん;(うしろから見た女陰)逆さ舟、さかさぼぼ;(しろうと女の陰部)地開(ちぼぼ);(男女両根の陰部)根転(こんてん)、半月(はにわり)、二形(ふたなり);(陰阜付近)池の端、一万石、陰上、襟足、このかみ、小腹、三角、三本足、下腹、石門、池頭、唐犬額(とうけんびたい)、ときん(兜巾)、生えぎわ、ひたい、額ぎわ、額口(ひたいぐち)、白毫(びゃくごう)、富士額、丸額、まんじゅう、もみあげ、山伏(やまぶし);(陰裂)斧疵、きず、さけ、そら(そら)、空割れ、薙刀疵;(陰唇)われざね(尿翅);(膣)さや、産道;(内側のひだ)四十八ひだ、ぞうもつ(雑物)、百ひだ;(締りが悪い)貸し元のずるい/(女陰の陰語)あなばち、あわせがい、えめる、げん、したば、しんぞう、たてわれ、ちび、なだ、はま、びり、ふいご、ふくべ、ふね、もん、やけ、やじばこ