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2018年8月29日水曜日

yoga = yoni + lingam

半年ぐらい前から妻にヨガ調教をうけているのだがーーー彼女は七、八年ぐらい前からやっているーー、劣化していたオチンチンがすこしはカタくなるね、あれは。でもあんまりカタくなるのも考えものだな、妻はこのところ膣内炎症気味らしく病院に二三度行ってる。




もともと《yoga は yoni (女陰)と lingam (男根)の「結合・合体・絆」を意味している》(『古代母権制社会研究の今日的視点』松田義幸・江藤裕之)ーーだそうだけどさ。

ボクは無知なので全然知らなかったな。これホントかな、といくらか調べてみても直接の説明には他に行きあたらない。ただしyoni(女陰)とyogaの語源は同一だという説明はあるから、多分そうなんだろう(Yoni、Encyclopedia of Religion)。




この格好で十分ぐらい瞑想してたら、エロス=死の気分になる筈なんだが。

エロスは接触 Berührung を求める。エロスは、自我と愛する対象との融合 Vereinigung をもとめ、両者のあいだの間隙 Raumgrenzen を廃棄(止揚Aufhebung)しようとする。(フロイト『制止、症状、不安』1926年)
エロスとは二つが一つになることだ。l'Éros se fonde de faire de l'Un avec les deux(ラカン、S19、 03 Mars 1972 Sainte-Anne)
フロイトが提起した神話、すなわちエロスのことだが、これはひとつになる faire Un という神話だろう。…だがどうあっても、二つの身体 deux corps がひとつになりっこない ne peuvent en faire qu'Un、どんなにお互いの身体を絡ませても。

…ひとつになることがあるとしたら、ひとつという意味が要素 élément、つまり死に属するrelève de la mort ものの意味に繋がるときだけである。(ラカン、三人目の女 La troisième、1er Novembre 1974)

まだ修行が足りないね。三四分したら呼吸のたびに動きだすんだ、暗闇のなかで蔓延る《異者としての身体 un corps qui nous est étranger》(ラカン、S23、1976)が。