前回の王岐山の話はさておき、表層的には遠藤誉さんの直近の二つの記事の内容がまずは重要であり、ここをおさえなければならない。世界の地殻変動が驚くべきスピードで起こっているのである。ここではその一部を抜粋する。
◼️脱ドル加速と中国仲介後の中東和解外交雪崩現象 遠藤誉 4/6
◼️「習近平・マクロン」蜜月と二人の壮大な狙い. 遠藤誉 4/9
なお、1941年、満州国新京市(現:吉林省長春市)生れの遠藤誉さんは、長春包囲戦の惨禍の中、家族(弟、叔父、いとこ)を餓えで失うというトラウマ体験をかかえた方であり、中国に対して強い批判をする人でもあることを忘れてはならない。 |
筆者は言論弾圧をする中国を肯定しない。それは筆者の基本だ。その決意は『もうひとつのジェノサイド 長春の惨劇「チャーズ」』で明確にしている。 しかし、だからといって、「民主」の名のもとに「アメリカ脳」を染みこませては戦争を仕掛け続けるアメリカの手法に賛同するわけにはいかない。 戦争だけは、絶対に反対を主張し続ける。 そして戦争の元凶を徹底して見極めるのが筆者の使命でもある。(遠藤誉「脱ドル加速と中国仲介後の中東和解外交雪崩現象」4/6) |