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2024年8月16日金曜日

堪忍袋の緒の切れ時はとっくの昔に過ぎている

 

もう同じことだけけどな、ロシアがウクライナにいかに我慢するか、イランがイスラエルにいかに我慢するか、であり、その背後には米国ネオコンがいるんだから、どちらもいかに軍産複合体アメリカのテロに我慢するかだ。もう堪忍袋の緒の切れ時は本来とっくの昔に過ぎている。ただロシアもイランも世界大戦にはしたくないだけだ。

とはいえいまだそう思っていない人も世間にはいることだろうから、今回は直近のラリー・ジョンソンを掲げておくよ




◾️Ex-CIA: Putin Prepares MASSIVE ATTACK on Ukraine | Zelensky Will be Taken Out!

Stephen Gardner and former CIA Larry Johnson discuss NATO's endorsed attack of Ukraine on Russia. 

2024/08/16

Акичка@4mYeeFHhA6H1OnF Aug 16, 2024

Stephen Gardner) メドベージェフ前ロシア大統領は、プーチン大統領よりもはるかに攻撃的です。そう、彼は人々の死を望み、ロシアが攻撃的であることを望んでいるのです。プーチンは、メドベージェフのような人物を、あるいはロシアの民衆が『ロシアを守るために何かしなければならない』と言うまで、どれだけ引き止めることができるでしょうか?

Larry Johnson)「プーチンがこれまで見せてきた自制心はもう限界だと思います。先日、ウクライナ人がザポリツィア原発を攻撃した後の演説で、彼はそう言いました。


ロシアは今やウクライナの5つの原発を支配しており、ウクライナはロシアがザポリージャの原発を攻撃したと主張し続けていますが、他の4つの原発には攻撃していないのは奇妙です。


プーチン大統領は、基本的に交渉の余地は終わったと非常に明確にしました。

今後は戦場で決着がつくでしょう。しかし重要なのは、ロシアが感情的に盲目的に攻撃するわけではないということです。非常に感情的になると、叫んだり拳を振り回したりしますが、ロシアはそうではありません。

非常に慎重に考えた上で、強力で重い攻撃を行うでしょう。今ではさらに多くの犠牲を厭わないかもしれません。というのも、現在の作戦が始まってから1週間でロシアの兵士の募集が急増しています。

以前は月に3万人から4万人を募集しており、年間で36万人から50万人の新兵を得ていました。軍隊は1月に聞いた限りで140万人に拡大しており、これは2022年2月の特別軍事作戦開始時の2倍です。


ウクライナに関する米国の対ロシア政策は、より大きなロシア軍、より強力なロシア軍、より優れた装備と武装を備えたロシア軍、経験豊富なロシア軍を生み出しました。

そしてロシアは現在、中国、イラン、北朝鮮と軍事同盟を結んでいます。北朝鮮とイランが興味深い役割を果たしているのは、イランが2012年にCIAの極秘無人偵察機を墜落させたからです。

イランはそのドローンをモデルにしてリバースエンジニアリングしたのです。イランは米国の技術を使って無人機を製造する大国であり、その無人機の多くをロシアに提供しています。

軍事協力はロシアだけではありません。ロシアは現在同盟を結んでおり、アメリカはそれに匹敵するものを持っていません。

私達は中東での影響力を失いつつあるのに、この人たちは『ロシアに勝っているんだ、ウクライナを武装させ続けるんだからロシアを追い込んでいるんだ』と主張し続けています。まさに狂気の沙汰です。」



僕は性格的にはプーチンよりもメドベージェフ親和性がずっとあるからな、要するにすぐキレるんだ、自制心なんてものはホトンドナイ、若いときほどじゃないがね。というわけで、既に20227にメドが提示したこの地図しかもはやないよ



で、小ウクライナエリアにはイスラエル人に移住してもらうことだな

これは「冷徹な」フロイディアンとして言わせてもらっているがね


◼️1920年にシオニスト会議によって設立されたケレン・ハイェソッド移民基金(Keren Hayesod)代表のChaim Koffler 宛のフロイト書簡より

……しかし他方で私は、パレスチナがユダヤ人の国家になることはあり得ないと思うし、キリスト教世界やイスラム教世界が、自分たちの聖地をユダヤ人の管理下に置く用意があるとは思えません。私には、歴史的な負担の少ない土地にユダヤ人の祖国を建設する方が賢明だと思えます。しかし、そのような合理的な視点が、大衆の熱狂や富裕層の経済的支援を獲得し得ないことを承知しています。また、同志たちの非現実的な狂信主義が、アラブ人の不信を招いた責任の一端を担っていることも、遺憾ながら認めています。ヘロデの城壁の一部を国の遺物とし、そのために地元の人々の感情を逆なでするような、間違った(!)解釈による崇敬の念にはまったく同情できないのです。

Aber andererseits glaube ich nicht, dass Palästina jemals ein jüdischer Staat werden kann und dass die christliche wie die islamitische Welt je bereit sein werden, ihre Heiligtümer jüdischer Obhut zu überlassen. Mir wäre es verständiger erschienen, ein jüdisches Vaterland auf einem historisch unbelasteten Boden zu gründen; ich weiß zwar, dass man für eine so rationelle Absicht nie die Begeisterung der Massen und die Mittat der Reichen gewonnen hätte. Auch gebe ich mit Bedauern zu, dass der wirklichkeitsfremde Fanatismus unserer Volksgenossen sein Stück Schuld trägt an der Erweckung des Misstrauens der Araber. Gar keine Sympathie kann ich für die miss(!)gedeutete Pietät aufbringen, die aus einem Stück der Mauer von Herodes eine nationale Reliquie macht und ihretwegen die Gefühle der Einheimischen herausfordert. Freud, An Chaim Koffler, 1930年)




フロイトを学ぶというのは自らのなかの悪魔つまり原人間と知性のつぶやきの混淆を学ぶということだよ。

悪魔とは抑圧された無意識の欲動的生の擬人化にほかならない[der Teufel ist doch gewiß nichts anderes als die Personifikation des verdrängten unbewußten Trieblebens ](フロイト『性格と肛門性愛』1908年)

人間の原始的、かつ野蛮で邪悪な衝動(欲動)は、どの個人においても消え去ったわけではなく、私たちの専門用語で言うなら、抑圧されているとはいえ依然として無意識の中に存在し、再び活性化する機会を待っています。

die primitiven, wilden und bösen Impulse der Menschheit bei keinem einzelnen verschwunden sind, sondern noch fortbestehen, wenngleich verdrängt, im Unbewußten, wie wir in unserer Kunstsprache sagen, und auf die Anlässe warten, um sich wieder zu betätigen.(フロイト書簡、Brief an Frederik van Eeden、1915年)

戦争は、より後期に形成された文化的層をはぎ取り、われわれのなかにある原人間を再び出現させる[Krieg …Er streift uns die späteren Kulturauflagerungen ab und läßt den Urmenschen in uns wieder zum Vorschein kommen. ](フロイト『戦争と死に関する時評』Zeitgemasses über Krieg und Tod, 1915年)


知性が欲動生活に比べて無力だ[der menschliche Intellekt sei kraftlos im Vergleich zum menschlichen Triebleben]ということをいくら強調しようと、またそれがいかに正しいことであろうと――この知性の弱さは一種独特のものなのだ。なるほど、知性の声は弱々しい [die Stimme des Intellekts ist leise]。けれども、この知性の声は、聞き入れられるまではつぶやきを止めない [aber sie ruht nicht, ehe sie sich Gehör geschafft hat]。しかも、何度か黙殺されたあと、結局は聞き入れられるのである [Am Ende, nach unzählig oft wiederholten Abweisungen, findet sie es doch]。

これは、われわれが人類の将来について楽観的でありうる数少ない理由の一つであるが、このこと自体も少なからぬ意味を持っている。なぜなら、これを手がかりに、われわれはそのほかにもいろいろの希望を持ちうるのだから。なるほど、知性の優位は遠い遠い未来にしか実現しないであろうが、しかしそれも、おそらく無限の未来のことというわけではない[Der Primat des Intellekts liegt gewiß in weiter, weiter, aber wahrscheinlich doch nicht in unendlicher Ferne.](フロイト『ある幻想の未来』第10章1927年)




とはいえ現在は不幸にもほとんどみなプロレタリアになっちまって、知性のつぶやきを機能させるのは甚だ困難な時代だがね、

大衆は怠惰で短視眼である。大衆は欲動断念を好まず、いくら道理を説いてもその必要性など納得するものではなく、かえって、たがいに嗾しかけあっては、したい放題のことをする。 die Massen sind träge und einsichtslos, sie lieben den Triebverzicht nicht, sind durch Argumente nicht von dessen Unvermeidlichkeit zu überzeugen, und ihre Individuen bestärken einander im Gewährenlassen ihrer Zügellosigkeit.(フロイト『ある幻想の未来』第1章、1927年)

・・・しかし、我々の同胞である世界市民には、我々に大きな苦痛を与えた倫理的高みからの転落に劣らず、我々を驚かせショックを与えたもうひとつの症状がある。

Vielleicht hat uns aber ein anderes Symptom bei unseren Weltmitbürgern nicht weniger überrascht und geschreckt als das so schmerzlich empfundene Herabsinken von ihrer ethischen Höhe.


私が念頭に置いているのは、最も優れた知性をもつ人々によって示された洞察力の欠如、頑迷さ、極めて説得力のある議論にさえ耳を貸そうとしない傾向、そして容易に論破出来る議論にさえ無批判的に追随する傾向である。

Ich meine die Einsichtslosigkeit, die sich bei den besten Köpfen zeigt, ihre Verstocktheit, Unzugänglichkeit gegen die eindringlichsten Argumente, ihre kritiklose Leichtgläubigkeit für die anfechtbarsten Behauptungen. (フロイト『戦争と死に関する時評』Zeitgemasses über Krieg und Tod, 1915年)



なんでなっちまったんだろうな、インテリでさえさ、《洞察力の欠如、頑迷さ、極めて説得力のある議論にさえ耳を貸そうとしない傾向、そして容易に論破出来る議論にさえ無批判的に追随する傾向》に。とくにウクライナ戦争以降甚だしいよ。やっぱりアレは原人間やってんだろうか?


つまり《エスの欲動蠢動[Triebregung des Es]》(フロイト『制止、症状、不安』第3章、1926年)の無道徳を。


エスはまったく無道徳であり、自我は道徳的であるように努力する[Das Es ist ganz amoralisch, das Ich ist bemüht, moralisch zu sein](フロイト『自我とエス』第5章、1923年)


すなわち、《欲動蠢動、この蠢動は刺激、無秩序への呼びかけ、いやさらに暴動への呼びかけである [la Triebregung …Regung est stimulation, l'appel au désordre, voire à l'émeute]》(ラカン, S10, 14  Novembre  1962)を。


何はともあれ知性の背後にはこれが必ずあるからな、むしろ優れた知性のヤツほどタガが外れたらヤバイよ。


われわれの美徳は、ほとんどの場合、偽装した悪徳に過ぎない[Nos vertus ne sont, le plus souvent, que des vices déguisés.](ラ・ロシュフコー『箴言集』1665年)

ゲーテは、美徳とともに、欠点も育まれると正しく言った。また、誰もが知っているように、肥大した美徳は、ーー私には、現代の歴史的意味と思われるがーー肥大した悪徳と同様に、人々の破滅になりかねない。

Goethe mit gutem Rechte gesagt hat, daß wir mit unseren Tugenden zugleich auch unsere Fehler anbauen, und wenn, wie jedermann weiß, eine hypertrophische Tugend – wie sie mir der historische Sinn unserer Zeit zu sein scheint – so gut zum Verderben eines Volkes werden kann wie ein hypertrophisches Laster: (ニーチェ『反時代的考察』第二部「序文」)


で、最近はロシアやイランの優れた知性と美徳を兼ね添えた「指導層」?を虎視眈々と観察してるのさ