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2025年3月7日金曜日

ルビオの「代理戦争」明言と国際政治学者たちの命運


 噂の東野篤子さんの「代理戦争」をめぐる発言ーー、




どうするんだろうね、こういう人って。ルビオが正式にウクライナ戦争を代理戦争と認めたこの今。


◼️Secretary of State Marco Rubio With Sean Hannity of Fox News

INTERVIEW MARCO RUBIO, SECRETARY OF STATE MARCH 5, 2025

質問:  先週の金曜日に同席されていましたね。  少し現実離れした感じがしました。金曜日に私は彼が戻ってくると言いましたが、その通りだったと思います。昨日のXへの手紙と投稿には、この事態を軌道に戻すために必要なことはすべて書かれていました。  あなたの考えは?


ルビオ国務長官:  先週の金曜日について理解すべき重要なことは、先週の金曜日のことではないと思います。  それに至るまでのすべてです。  トランプ大統領がこれを長期にわたる膠着状にある紛争と見なしていることは、最初から非常に明らかでした。率直に言って、これは核保有国ーーウクライナを支援する米国とロシアーー間の代理戦争であり、終わらせる必要があります[And frankly, it’s a proxy war between nuclear powers – the United States, helping Ukraine, and Russia – and it needs to come to an end]。そして、誰もそれを終わらせるアイデアや計画を持っていません。これまでのウクライナ人と連邦議会におけるその同盟者、そして他の国々で話を聞く人たちの計画は、必要なだけ、必要なだけ、必要なだけ与え続けることです。それは戦略ではありません。


ロシア側は、明らかにこの紛争の初期段階では苦戦しました。彼らはより大きな国です。彼らはいくらか進展しました。しかし、ロシアが圧倒的に勝利しているわけでもありません。つまり、これは膠着した紛争です。これは全員に説明され、非常に明確になりました。大統領がここでやろうとしているのは、平和への道があるかどうかを見極めることです。私たちはロシアとウクライナの双方と関わらなければなりません。そして我々はウクライナ人に妨害しないよう求めた。副大統領が、このような問題を解決するには外交が必要だと指摘したとき、ゼレンスキー大統領は残念ながら副大統領に異議を唱え、外交がそもそも可能かどうか疑問視し始める決断をした。実質的に大統領の計画を妨害し、 損なう行為です。


それが騒動を引き起こしました。 その立場が見直されたことを嬉しく思います。 なぜなら、この紛争を終わらせる方法を見つけなければならないと真剣に信じているからです。 そのためには両者からの譲歩が必要ですが、 まずは両者を交渉のテーブルに着かせる必要があります。 当然、 ウクライナはそこにいなければなりません。  彼らの国ですから。 ロシアもそのテーブルに着く必要があります。 そしてそれを実現できるのはトランプ大統領だけです。 それが目標であり、今もその目標であり、 我々が今注力していることです。


QUESTION:  You were in the room last Friday.  It was somewhat surreal, and I said on Friday and I think I’ve been proven correct that he will be back, and that letter and that post on X yesterday said everything that I think needed to be said to get this thing back on track.  Your thoughts?


SECRETARY RUBIO:  Well, I think an important thing to understand about last Friday is not last Friday.  It’s everything that led up to it.  It’s been very clear from the beginning that President Trump views this as a protracted, stalemated conflict.  And frankly, it’s a proxy war between nuclear powers – the United States, helping Ukraine, and Russia – and it needs to come to an end.  And no one has any idea or any plan to bring it to an end.  The plan of the Ukrainians up to now and their allies on Capitol Hill and the people you talk to in other countries is let’s just keep giving them as much as they need for as long as it takes.  That’s not a strategy. 


On the Russian side, obviously, they struggled early on in this conflict.  They’re a bigger country.  They’ve made some progress.  But by no means are the Russians running away with it either.  So it’s a stalemated conflict.


This was explained to everybody and it was made very clear.  All the President is trying to do here is figure out if there’s a path towards peace.  We have to engage both sides, the Russians and the Ukrainians.  And we asked the Ukrainians not to sabotage it.  When the Vice President made the point that it’s going to take diplomacy to get things like this solved, President Zelenskyy unfortunately made the decision to challenge the Vice President and start questioning whether diplomacy is even possible; in essence, sabotaging and undermining the President’s plan.


And so that led to the dust-up.  I’m glad to see that there’s been a reconsideration of that position because I truly believe that this is a conflict that we need to find a way to end.  And it’s going to require concessions from both sides, but we have to get them both to the table.  The Ukrainians have to be there, obviously.  It’s their country.  The Russians have to be at that table.  And only President Trump can make that possible.  That’s been the goal, that remains the goal, and that’s what we’re focused on now.





もちろん東野篤子さんだけではなく、次のようなことを主張し続けてきた国際政治学者たちがいる。













篠田英朗くんと池内恵くんは最近いくらか見解を変更させる気配を見せているが、そうはいってもウクライナ戦争勃発の初期段階で、世論を誘導した責任は免れない。そもそも国際政治学者として無知ではないか。米ネオコン軍事政策シンクタンクであるランド研究所は、2019年の論文で「代理戦争」という言葉を残しているのだから。


▶︎Extending Russia: Competing from Advantageous Ground Published by the RAND Corporation,  2019 PDF






こういう国際政治学者たちの責任を不問のままに放っておくと、近未来に起こるだろう「台湾有事まわりの出来事」でもまた騙されるぜ。


そもそも連中のかなりの部分はーーよほど馬鹿でなければーー「代理戦争」だという事を本当わかっていたのではないか、と疑う仕方もある。わかっていつつ代理戦争などありえないと言ったのではないか、と。


小泉悠の2014年と2022年のあいだのネオナチ話の「変貌」と同じように。

 

◼️2014年の小泉悠

「ネオナチそのものがキエフのか政権中枢に食い入ろうとしている事態を見逃している」


◼️2022年の小泉悠

プーチン大統領はウクライナのゼレンスキー政権を「ネオナチ」とみなしているがありえない


これは「転向」というレベルの話ではない。背後で何らかの力が働いて、ウクライナ応援への世論誘導プロパガンダ要員として何者かが小泉悠を選抜した、と「憶測」するほかない。いまもし仮に小泉悠に関して突き詰めるところがあるなら、この男自身ではなく背後の力だ。標的はーーここでは国際政治学者に限って言えばーー、まずは小泉悠を東大教師に抜擢した池内恵(ロールズROLESなる先端研シンクタンクのボス)だろうよ。ロールズは台湾有事の際、大いに活躍しそうな人材が揃ってるからな、そうそうに潰したほうがいいんじゃないかね。




いやあ、池内恵にはしっかり説教しないとな、ロールズはお釈迦にしろと。お前さんも国際政治学者もう降りろ、と。