蚊居肢日乗 令和弍年四月廿一日
女は笑って、どうしてそんな暮らしをしているのかを話してくれなかった。もうすこし待って。そうしたら、ふたりでどこかに行ってしまいましょう。あたしのことを信じて。これ以上話せないんだから。それから窓ぎわですっぽりはだかになって、月を見ながら、言った。あんたの呼び唄、歌ってよ。でも、そっと、よ。おれが歌ってやると、女はたずねた。あたしのことを愛している? 突っ立ったまま、なにかを待っているみたいに夜を眺めている女を、おれは窓際に押しつけて、抱いた。(ダブッキ『島とクジラと女をめぐる断片』須賀敦子訳)
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お尻=屁股、陰茎=阳具、膣口=花心
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她笑我坏,就又埋头舔我的阳具,嘴里不断的呻吟着,过了会儿她的屁股开始扭动起来,我就把她屁股向前推,推到我的两腿间,她背对着我,两腿分开,很自然的用手握着我的阳具,对准她的花心,想一下插进去。
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女は笑うと、また息子を舐めた。絶え間ず呻きつづけ、しばらくすると尻がうごめき始めた。僕はその尻を前に押し、両腿の間に押しやった。女は僕に背を向けて両足を開くと、実に自然に息子を手でつかみ膣口にあわせて挿し入れようした。
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亀頭=龟头、淫水=水
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我用手托着她的屁股,不让她坐下来,然后挺着龟头在她的两瓣阴唇间来回磨擦着,她扭动着腰叫起来,最后她用力的坐下来,一下就插进去了,水好多,她的屁股死死的压在身上,阴道紧紧的夹着阳具来回的摇晃着,技术是一流的,做了一会她又把上身向后仰两腿尽量的分开蹲着,两手撑在我的胸口上。我也用手托着她的屁股,帮她抽动,她的屁股一上一下的抬动着,那感觉真是爽死了。
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僕は女の尻を手で押さえ坐らせないようにし、亀頭を陰唇の間に何度かこすり付けた。女は腰をくねらせて叫び始め、ついに力を込めて腰を落とし息子を一気に咥え込んでしまった。淫水をたっぷり流しながら、尻を必死に僕に押し付けてきた。膣は息子をきつく締めて何度も揺さぶり続け、その技巧は見事だった。しばらくして女はまた上半身を仰向けに倒し、両足を懸命に開いてしゃがみ、両手を僕の胸の上において身体を支えた。 僕は女の尻を引きつけて蠢動を助け、女の尻を上に下にと持ち上げた。その感覚は爽快至極であった。
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阴道里=膣、陰唇=两瓣阴唇
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我感到她的阴道里在收缩着,水在阳具的撞击下和挤压下随着阴道和阴唇流出来,把我和她的毛都打湿了,滑滑的,随着她动作的加快和持续上下,我的阳具感到好胀,真有点受不了,我也配合她有节奏的用阳具顶她,她很放荡的大声叫着……
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女の膣が収縮するのを感じた。息子の突き引きに応じて陰唇からは淫水が流れ出し、僕と女の陰毛をすっかり濡らしぬるぬるにしてしまった。女が加速させて動き続けるので、僕の息子もはちきれんばかりになり、たまらなくなってきた。僕は女のリズムに合わせて息子で奥を突き、彼女は奔放な大声で喘ぐ・・・
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参照:四畳半襖の下張
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元来淫情強きは女の常、一ツよくなり出したとなつたら、男のよしあし、好嫌ひにかかはらず、恥しさ打忘れて無上にかぢりつき、鼻息火のやうにして、もう少しだからモツトモツトと泣声出すも珍しからず。さうなれば肌襦袢も腰巻も男の取るにまかせ、曲取のふらふらにしてやればやる程嬉しがりて、結立の山髪も物かは、骨身のぐたぐたになるまでよがり盡さねば止まざる熱すさまじく、腰弱き客は、却つてよしなき事仕掛けたりと後悔先に立たず、アレいきますヨウといふ刹那、口すつて舌を噛まれしドチもありとか。
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扨も袖子、指先にていぢられてゐる中、折々腰をもぢもぢ鼻息次第に烈しく、男を抱く腕の力の入れかた初めとは大分ちがつた様子、正しく真身に気ざせし兆と見てとるや、入れたまゝにてツト半身を起して元の本取の形、大腰にすかすかと四五度攻むれば、女首を斜に動し、やがて両足左右に踏み張り、思ふさま股を開いて一物をわれから子宮の奥へ当てさせる様子。
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かうなつては何をするも此方のものと思へど、猶大事を取るに如かずと、口など吸はず、唯腰を早めて様子を窺ふに、忽ちがつくり枕はづして、それなり直さうともせぬにぞ、もう占めたりと、腰を使ひながら半身起こして、手早く長襦袢の前左右にかき開き、親指の腹にて急所を攻むれば、袖子たまらぬといふ風に身をもがきて、忽ちよがりの一声、思はず高く発すると心付いてか、襦袢の袖にて顔を蔽ふ。此方はますく泰然自若として徐に女の伊達巻解きすて、緋縮緬の腰巻引きはだけて、乳房より下腹までむつちりとして雪のやうなる裸身、上なる電灯くまなく照すを打眺めつゝ、おのれも浴衣かいやりはだかとなり、女が両足腿よりすくひ上ぐるやうにして此方へすこし反身になつて抜挿見ながら行ふ面白さ、何とも言へたものにあらず。
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どうやら此方もよくなつて来さうなれば、これではならぬと上になつて、浅く腰をつかひ、只管親指のみ働かすほどに、女は身を顫はせ、夢中に下から持上げて、襦袢の袖かみしめ、声を呑んで泣き入る風情。
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肌身とはぴつたり合つて、女の乳房わが胸にむず痒く、開中は既に火の如くなればどうにも我慢できねど、こゝもう一としきり辛棒すれば女よがり死するも知れずと思ふにぞ、息を殺し、片唾を呑みつゝ心を他に転じて、今はの際にもう一倍よいが上にもよがらせ、おのれも静に往生せんと、両手にて肩の下より女の身ぐツと一息にすくひ上げ、膝の上なる居茶臼にして、下からぐひぐひと突き上げながら、片手の指は例の急所攻め、尻をかゝえる片手の指女が肛門に当て、尻へと廻るぬめりを以て動すたびたび徐々とくぢつてやれば、女は息引取るやうな声して泣きぢやくり、いきますいきます、いきますからアレどうぞどうぞと哀訴するは、前後三個処の攻道具、その一ツだけでも勘弁してくれといふ心歟欺。髪はばらばらになつて身をもだゆるよがり方、こなたも度を失ひ、仰向の茶臼になれば、女は上よりのしかゝつて、続けさまにアレアレ又いくまたいくと二番つゞきの淫水どツと浴びせかけられ、此だけよがらせて遣ればもう思残りなしと、静に気をやりたり。
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