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2020年4月17日金曜日

音楽がいいね

こういうときは音楽がいいね、ボクの場合は。
詩やら小説やらを読んでもゼンゼンダメだな





プロコフィエフなんてめったに聴かないのだけど
この映像はとってもいいな
このAnnette Jakovčićは、プロになりかけ中なんだろうけど
ーー彼女はたぶん日本人ハーフだろうなーー
股の間から音を出す訓練してるように見えるね。

だいたいチェリストってのはエロい女が多いよ




幸福に必要なものはなんとわずかであることか! 一つの風笛の音色。――音楽がなければ人生は一つの錯誤であろう。Wie wenig gehört zum Glücke! Der Ton eines Dudelsacks. - Ohne Musik wäre das Leben ein Irrtum. Der Deutsche denkt sich selbst Gott liedersingend.(ニーチェ『偶像の黄昏』「箴言と矢」33番)





でもいまはデュ・プレを聴く気にはならないな。


ジャクリーヌ・デュ・プレにおける無条件の至上命令、彼女の欲動、その絶対的情熱は、自らの芸術だった(彼女は4歳のときにすでに誰かがチェロを弾いているのを見て、即座にこれが彼女のしたかったことだと悟ったとされる)。無条件に委任された愛の生活への「芸術の昇華」は、究極的にどれもこれも代役しうる男たちとの出会いのセリエへと導く。善と悪の表裏一体ーー、デュ・プレは、「男喰い man eater」と報告されている。…不思議なことではない、デュ・プレの長い悲劇的な病(1973年から1987年までの多発性硬化症)は、彼女の母によって「現実界の応答 réponse du réel」、つまり神の罰として感受されたことは。それは彼女の無差別な性生活のためだけではなく、芸術への「過剰な」コミットメントのためである。(ジジェク 、KANT AND SADE: THE IDEAL COUPLE、1998年)



アバドの映像をみていると、しばしば出現するとっても表情豊かなチェリストがいて、美人じゃないけど、とってもいいよ、彼女は。名前はしらないけど。



Anne Sofie von Otter, Claudio Abbado, Schubert