愛とは女神アフロディーテの一撃だということは、古代においてはよく知られており、誰も驚くものではなかった。 L'amour, c'est APHRODITE qui frappe, on le savait très bien dans l'Antiquité, cela n'étonnait personne.(ラカン, S9, 21 Février 1962)
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18歳のときシモネッタ・ステファネッリSimonetta Stefanelliにイカれたのだけど、まさにアルパシーは女神アフロディーテの一撃をくらったのだ、子供と手をつないで歩く果物籠をもった女に。
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車から降りたウェルテルがはじめてシャルロッテをみかける(そして夢中になる)。戸口を額縁のようにして彼女の姿が見えている(彼女は子供たちにパンを切り分けている。しばしば注釈されてきた有名な場面)。われわれが最初に愛するのは一枚のタブローなのだ。というのも、ひとめぼれにはどうしても唐突性の記号が必要だからである(それがわたしの責任を解除し、わたしを運命に委ね、運び去り、奪い去るのだ)。(……)幕が裂ける、そのときまで誰の目にも触れたことのないものが全貌をあらわすにする。たちまちに眼がこれをむさぼる。直接性は充溢性の代償となりうるのである。わたしは今、秘密をあかされたのだ。タブローは、やがてわたしが愛することになる対象を聖別 consacre しているのである。(ロラン・バルト『恋愛のディスクール』1977年「魂を奪われるRAVISSEMENT」の項)
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乳暈の大きい、形よくかたそうなオッパイにもとっても惚れたね、当時ボクの出会った女はどうしてフニャフニャおっぱいなんだろ、と思ってたよ。
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