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2020年9月1日火曜日

「ばーか」なる若きマルキスト

ははあ、若きマルキストとして一部で評判の高いらしい斎藤幸平くんというのはこういうことを言ってしまう人物か。






ばーかじゃないかね。気候変動問題は、昨年上梓されたジョン・イビットソン&ダレル・ブリッカーのEmpty Planet 以来、「気候変動問題、活動家には不都合な予測」(The Wall Street journal, 2020 年 7 月 29 日)のたぐいの記事がバンバン出ているのをまさか知らないわけではあるまい。

世界人口減少がもう少し待てばほんとうに始まるなら、環境問題の重要度は格段に落ちる。おバカなこと言っている暇があるならこの予測と闘ったらどうだろうかね。





21世紀の大いなる決定的出来事ーー人間の歴史における大いなる決定的出来事のひとつーーがあと30年ほどで起こる。世界人口が減り始めるのである。いったん減少が始まれば、2度と増加に転じることはない。(ジョン・イビットソン&ダレル・ブリッカー『Empty Planet(無人の惑星)』2019年)


いずれにせよ社会変革を本当に目指すなら環境問題に集中したらダメだ。そんなものは「資本の欲動」のひとつの帰結にすぎない。


もう一人の若きマルキスト白井聡くんは完全沈没しちまったようだから、斎藤幸平ぐらいはしっかり頑張ってくれないとな。









教授じゃなくて講師らしいがそれはこの際どうでもいいさ。

こんなのもあるが、少なくとも前半は図星だね。大半の日本的ムラビトが「不快」なのはボクもその口だが。とはいえあんなヘッポコ文章をまともに受け取るヤツラがツイッター社交界にはたくさんいるのを見ると呆れ果てる他ないね。







保守系にバカにされない程度の文章ぐらいは書けよ





柄谷行人も読めない、岩井克人も読めない内田樹あたりが、マルクスなんて言ってるのがそもそも間違いのもとで、内田に褒められたら恥と感じる心性ぐらいはないとな。