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2020年10月25日日曜日

オレソロソロシニタイノカナ

 何度か掲げているが、次の鎮守の森の写真とほぼ同様な静止画像が、蚊居肢子の、いわゆる原光景、前回記したことにもとづけば固着光景、さらに別のフロイト用語でいえば、スクリーンメモリーDeckerinnerungである。


少年時代から思春期までのあいだによく夢に現れたが、ある時期からは間遠になった。そもそもはたち前後から夢を見ることも稀になった。すべての人が夢を見ているというのが正しければ、寝ているあいだの夢を記憶していることが稀有になったということである。

とはいえウトウトしたり、眠りに入りかけるどころかただぼんやりしているふとした瞬間に、ヒッチコック的イメージに襲われることがある。これが18歳以降の鎮守の森画像の代替物ーーそれ以外に「並木道」もあるーーだったのだが、このヒッチコック現象が還暦前後からむしろ増えてきて寒イボが立つことがとても多くなったのはなぜなんだろうか・・・瞬間的だが脚がブルブル震えることだってある・・・ひょっとしてオレソロソロシニタイノカナ・・・(心のほうはまだぜんぜん死にたくないんだが)




蚊居肢子が高所恐怖症であるのはこれまた何度か示してきた