久しぶりにツイッター眺めたら、生活保護で揉めてるらしいな、優生思想とかでさ。今この場のみの弱者擁護しとけばイイコになれるってわけかい? ま、それもいいけど、せっかく話題になったんだからさ、将来の生活保護どうなるんだろ、社会保障自体が潰れかかっているのに、というたぐいの疑問はないのかね。いいねえ、ツイリベは単細胞で。
生活保護だけの資料でめぼしいものはないが、社会保障の推移データぐらいは目を通す習慣つけれないもんかね
見てもわかんねえかな、ボクなんかゲゲゲってなるんだけど。
ダントツで世界に誇る借金さ。いわゆる「日本病 Japan Disease」ってやつさ。タコツボ日本人だけが話題にせず世界が「驚異の目で」呆れ返っているヤマイだ。このままツイリベや下翼政党の連中などが「無意識的に」お好きらしいMMTのたぐいの禁断の財政ファイナンス続けるわけにはいかないんだ。
この30年、社会保障と借金費用しか増えてないんだよ、増えてないっていうか、金が足りないからやむ得ずそうなってんだ。最低限、これくらいは頭の片隅においとかないとな。
で、生活保護の話もさ。社会保障専門家の小黒一正は3年前、こんなこと言ってるけどさ。彼は優秀だよ。せめてこれぐらいは知っといらどうだい? |
低リスクケースでは、65歳以上の被保護人員は、2015年の約97万人から2050年に約110万人に微増するだけだが、高リスクケースでは2048年に2倍超の200万人を突破し、2065年には215万人にも急増する。2065年の65歳以上人口は約3380万人であるから、215万人は6.4%で、100人の高齢者のうち6人が生活保護を受けている状況を意味する。(小黒一正「増加する高齢者の生活保護、将来は100人中6人のシナリオも」2018年8月17日付) |
ノブピーはすこし前こんなこと書いてんな。 |
特に問題なのは、国民年金である。著者の計算によれば、(免除・滞納を含めた)国民年金の未納率は被保険者の48.4%にものぼる。未納の人には支給しないので、これは年金会計としては問題ではないが、未納で年金をもらえない人は生活保護を受けなければ生きていけない。今の生活保護支給額は年間4兆円程度だが、今後このような無年金の「高齢フリーター」が生活保護を受けると、支給額は20兆円以上増える。(池田信夫「年金財政は破綻しないが個人の生活は破綻する」2021年06月25日) |
彼は経済以外はおバカなこと言うことが多いが、自分の本来の分野では「ほぼ」まともだよ。数字はわかんねえけどさ、20兆円以上なんて巨額だねえ。30年後ぐらいの話としても、今、30歳の人が60歳になる時だぜ。若いもんはしっかり考えとけよ。 ま、知れてると言えば知れてるけどさ、生活保護用「のみに」、消費税8パーセントほど上げたらいいだけさ・・・あと社会保障用に20%あげたら、28パーセントだな。しめて38パーセントの消費税にしたらなんとかなるよ、これがいやだったら他の財源探せよ。社会保険料70パーセントぐらいにするとかさ。給料の7割とったらなんとかなるかもな。ベーシックインカムとかフリードマンの負の所得税導入とか言っても超高齢化社会は変わりようがないのだからまず財源だ。生活保護がせっかく話題になったんだからさ、日本の蝦蟇口考えるいい機会だろ。 |