ははあ、キラワレ者の茂木敏充がついに幹事長になるのか。彼だったらやるよ、大前研一の子分だった人物だからな、平成維新の会事務局長やってたんだから。橋下徹は昔から大前にゾッコンで、彼の「維新」ってのは、大前のパクリってのを知ってるかい? これも相まって「令和維新」が実現するよ、2024年だな。 |
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もっとも藤巻健史の言うほどの杞憂は起こらないよ、 |
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2024年に紙幣は刷新される予定: 今の段階では、紙幣刷新後は、福沢諭吉1万円札と渋沢栄一1万円札は併用することになっているはずです。しかし福沢諭吉1万円札を法定通貨から外し、今後は使えないと宣言さえすれば、新券切り替えは完了です。そして「福沢諭吉1万円札100枚は渋沢栄一1万円札1枚と交換とする」というシナリオは杞憂なのでしょうか?(藤巻健史『日本・破綻寸前』2020年) |
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もっと穏やかなやつだ |
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最悪の事態を避けるためには、政府が“平成の徳政令”を出して国の借金を一気に減らすしかないと思う。具体的な方法は、価値が半分の新貨幣の発行である。今の1万円が5000円になるわけだ。 そうすれば、1700兆円の個人金融資産が半分の850兆円になるので、パクった850兆円を国の借金1053兆円から差し引くと、残りは200兆円に圧縮される。200兆円はGDPの40%だから、デフォルトの恐れはなくなる。そこから“生まれ変わって”仕切り直すしか、この国の財政を健全化する手立てはないと思うのである。 その場合、徳政令はある日突然、出さねばならない。そして徳政令を出した瞬間に、1週間程度の預金封鎖を発動しなければならない。そうしないと、日本中の金融機関で取り付け騒ぎが起きてしまうからだ。(大前研一「財政破綻を避けるには「平成の徳政令」を出すしかない」2016.11) |
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これは5年前の話で穏やかすぎるが、福沢諭吉1万円札3枚か4枚が渋沢栄一1万円1枚ってとこだな。「令和の徳政令」だ。
何はともあれ、「徳政令」の基本的考え方は次の通り。 |
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インフレ課税というのは、インフレを進める(あるいは放置する)ことによって実質的な債務残高を減らし、あたかも税金を課したかのように債務を処理する施策のことを指す。具体的には以下のようなメカニズムである。 例えばここに1000万円の借金があると仮定する。年収が500万円程度の人にとって1000万円の債務は重い。しかし数年後に物価が4倍になると、給料もそれに伴って2000万円に上昇する(支出も同じように増えるので生活水準は変わらない)。しかし借金の額は、最初に決まった1000万円のままで固定されている。年収が2000万円の人にとって1000万円の借金はそれほど大きな負担ではなく、物価が上がってしまえば、実質的に借金の負担が減ってしまうのだ。 この場合、誰が損をしているのかというと、お金を貸した人である。物価が4倍に上がってしまうと、実質的に貸し付けたお金の価値は4分の1になってしまう。これを政府の借金に応用したのがインフレ課税である。 |
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現在、日本政府は1000兆円ほどの借金を抱えているが、もし物価が2倍になれば、実質的な借金は半額の500兆円になる。この場合には、預金をしている国民が大損しているわけだが、これは国民の預金から課税して借金の穴埋めをしたことと同じになる。実際に税金を取ることなく、課税したことと同じ効果が得られるので、インフレ課税と呼ばれている。(加谷珪一「戦後、焼野原の日本はこうして財政を立て直した 途方もない金額の負債を清算した2つの方法」2016.8.15) |
あと3年だよ、「令和維新の志士」になるために、若いもんはそろそろ髪を茶髪に染めて気合い入れとけよ。