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2022年12月29日木曜日

来るべき「血に飢えた狼の群なるポーランド」の代理戦争役

 

ゴンザロ・リラGonzalo Liraの12月23日付けの動画をMayoさんが字幕をつけてYouTube にあげている。


◼️

ポーランドは次の代理戦争役になるのかゴンザロさんの興味深い予測







ーーだな、おおいにありうる可能性は。ネオコンは代理戦争を続けたいのは間違いない、軍産複合体なるあの連中ーー戦争機械ーーは「濡れ手に粟」の機会をこれだけで済ますわけがない。


問題は、戦争機械がいかに戦争を現実化するかということよりも、国家装置がいかに戦争を所有(盗用)するかということである [La question est donc moins celle de la réalisation de la guerre que de l'appropriation de la machine de guerre. C'est en même temps que l'appareil d'Etat s’approprie la machine de guerre]〔・・・〕

国家戦争を総力戦にする要因は資本主義と密接に関係している「les facteurs qui font de la guerre d'Etat une guerre totale sont étroitement liés au capitalisme ]。

現在の状況は絶望的である。世界的規模の戦争機械がまるでS Fのようにますます強力に構成されている[Sans doute la situation actuelle est-elle désespérante. On a vu la machine de guerre mondiale se constituer de plus en plus fort, comme dans un récit de science-fiction ;](ドゥルーズ &ガタリ『千のプラトー』「遊牧論あるいは戦争機械』1980年)


米ネオコンポチの岸田政権が何をやろうとしてるのか、ーー1941年8月23日大阪朝日新聞の「軍備の急速な増強を閣議決定」「国民の強力なる戦時意識の強化と協力を」ーーってのにまっしぐらじゃないのかい? 


話を戻せばゴンザロ・リラの言っているのとほぼ似たようなことは、メドヴェジェフが7月に地図まで示しつつ[参照]、ありうべきシナリオとして既に予想している。




ーーこの地図はいささか極端だと当時は思っていたのだが、今ならさてどうだろう、十分にこうなりうるんじゃないか。



スコット・リッターも12月初頭の段階でこう言ってるね、


◼️国家の死 ウクライナは死につつある 

The Death of a Nation  Ukraine is dying

Scott Ritter 2022/12/01

ウクライナ西部の運命は、ロシア主導の脱ナチス化作戦が迫り、ポーランド人が飢えた狼の群れのように無防備な群れに解き放たれるのを待ちながら、流動的なままなのである。

The fate of western Ukraine remains in flux, what with the prospects of a Russian-led de-Nazification campaign looming in their future, and the Poles waiting in the wings like a pack of hungry wolves waiting to be unleashed on an unguarded flock.



万が一にも2023年の1月か遅くとも2月に狼が解き放たれ「ない」可能性なんてあるのかね?



Mayoさんが直近にあげているダグラス・マクレガーの動画もついでに掲げておこう。

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米陸軍退役大佐ダグラス・マクレガー氏、問題は、西側の我々がロシアを本当のロシアとして見ていない事

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米陸軍退役大佐ダグラス・マクレガー氏、ウクライナ資金の流れと崩壊寸前のドンバスにいるウクライナ軍


(ウクライナ紛争に関して質の高い情報を流していた米国在住のMayoさんは、羊脳の群の脊髄反応にウンザリしてツイッターをやめてしまって時折YouTubeに字幕動画をひっそりとアップするだけになった若いコンピュータ技師である・・・)


以上、羊脳の方々曰くの「陰謀論者」三人ぷらすメドヴェジェフの観点を掲ゲサセテイタダキマシタ。



※付記


なおネオコンは次のようなロシア分割案を画策しているらしい。