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2023年8月13日日曜日

お嬢さん向けーー欲動享楽対照表

 

オハヨ、ーーええっと、でもしつこいね。ボクは常々いってるが、日本のフロイトラカン注釈書は寝言しか書いてないよ、タブンネ。読んだことないから断言するつもりはないが、ネット上に落ちているのをチラ見する範囲では、この今に至るまでとってもヒドイ。

以下、お嬢さん向け。


◼️欲動=不快=不安=トラウマ=喪失=去勢

欲動過程による不快[die Unlust, die durch den Triebvorgang](フロイト『制止、症状、不安』第9章)

不安は特殊な不快状態である[Die Angst ist also ein besonderer Unlustzustand](フロイト『制止、症状、不安』第8章、1926年)

不安はトラウマにおける寄る辺なさへの原初の反応である[Die Angst ist die ursprüngliche Reaktion auf die Hilflosigkeit im Trauma](フロイト『制止、症状、不安』第11章B、1926年)

自我が導入する最初の不安条件は、対象の喪失と等価である[Die erste Angstbedingung, die das Ich selbst einführt, ist(…)  die der des Objektverlustes gleichgestellt wird. ](フロイト『制止、症状、不安』第11章C、1926年)

去勢、すなわち喪失[Kastration, d. h. als Verlust](フロイト『ある五歳男児の恐怖症分析』「症例ハンス」1909年ーー1923年註)




◼️享楽=不快=穴=トラウマ=喪失=去勢

不快は享楽以外の何ものでもない [déplaisir qui ne veut rien dire que la jouissance. ](Lacan, S17, 11 Février 1970)

享楽は穴として示される他ない[la jouissance ne s'indiquant là que …comme trou ](Lacan, Radiophonie, AE434, 1970)

現実界はトラウマの穴をなす[le Réel …fait « troumatisme ».](Lacan, S21, 19 Février 1974)

穴、すなわち喪失の場処 [un trou, un lieu de perte] (Lacan, S20, 09 Janvier 1973)

享楽は去勢である[la jouissance est la castration](Lacan parle à Bruxelles, 26 Février 1977)



以上、次の通り。