ははあ、上川陽子はこんなこと言ったのか。
厳密には次の発言のようだ。
少し前にも記したが、上川外相は米ネオコンに洗脳され切っているんだろうよ、なんたって米民主党の政策スタッフをしてた人だから。
ロシア外務省のマリア・ザハロワは、2024年2月27日に《ワシントンとロンドンは、ベルリン、東京、パリ、ローマの代表を、自分たちの反ロシア路線を支持する "便利な馬鹿 "として利用している(При этом Вашингтон и Лондон фактически используют представителей Берлина, Токио, Парижа и Рима в качестве «полезных идиотов»)と言ったそうだが、反ロシアに限らずイスラエルに関しても便利なバカ[полезных идиотов]は同様だね、上川陽子に限らず。
で、日本の一般庶民のみなさんは静観かい、恥辱も感じずに?
わかってるよ、きみたちはもともと「便利な末人」だろうからな。
私は君達に言う、踊る星を生むことが出来るためには、人は自分のうちに混沌を持っていなければならない。私は君達に言う、君達は自分のうちにまだ混沌を持っている。 災いなるかな! 人間がいかなる星も生まなくなる時代が来る。 災いなるかな! 自分自身を軽蔑できない、最も軽蔑すべき人間の時代が来る[ Es kommt die Weit des verächtlichsten Menschen, der sich selber nicht mehr verachten kann.] |
見よ! 私は君達に「末人=最後の人間」を示そう[Seht! Ich zeige euch den letzten Menschen.] 『愛って何? 創造って何? 憧憬って何? 星って何?』―こう末人は問い、まばたきをする。 そのとき大地は小さくなっている。その上を末人が飛び跳ねる。末人は全てのものを小さくする。この種族はノミのように根絶できない。末人は一番長く生きる。 |
『われわれは幸福を発明した』―こう末人たちは言い、まばたきをする。 彼らは生き難い土地を去った、温かさが必要だから。彼らはまだ隣人を愛しており、隣人に身体を擦りつける、温かさが必要だから。 病気になることと不信をもつことは、かれらにとっては罪である。かれらは歩き方にも気をくばる。石につまずく者、もしくは人につまずく者は愚者とされる。 ときおり少しの毒、それは快い夢を見させる。そして最後は多量の毒、快い死のために。 |
かれらもやはり働く。というのは働くことは慰みになるからだ。しかしその慰みが身をそこねることがないように気をつける。 かれらはもう貧しくなることも、富むこともない。両者ともに煩わしすぎるのだ。もうだれも統治しようとしない。服従しようとしない。両者ともに煩わしすぎるのだ。 |
飼い主のいない、ひとつの畜群! [Kein Hirt und Eine Heerde! ] 誰もが同じものを欲し、誰もが同じだ。考え方が違う者は、自ら望んで気ちがい病院に向かう。 「むかしは、世界をあげて狂っていた」ーーそう洗練された人士は言って、まばたきする。 かれらはみな怜悧であり、世界に起こったいっさいのことについて知識をもっている。だからかれらはたえず嘲笑の種を見つける[so hat man kein Ende zu spotten]。かれらも争いはする。しかしすぐに和解するーーそうしなければ胃をそこなうからだ。 |
かれらはいささかの昼の快楽、いささかの夜の快楽をもちあわせている。しかし健康をなによりも重んずる。 「われわれは幸福を発明した」ーーそう末人たちは言う。そしてまばたきする。ーー |
(ニーチェ『ツァラトゥストラ』「序」第5節 |