Gaza Requiem ファイルを開いたら一曲目から始まるので▷▷マークを6回押されたし。
▶︎動画
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ガザレクイエム紹介の画家松下真理子さんは、「私たちが人間であるために」を書いた詩人松下新土くんの友(2人は2023年8月ガザに滞在している)。
新土くんはいま国会から帰ってきたところ。
芸術家は、社会の中で、いちばん腐敗に敏感な分子であり、みんなが繁栄を謳歌し、それを享受している時、すでにカタストロフを予感し、予告していたといってもよいくらいだ。(吉田秀和「R・シュトラウス《ばらの騎士》」『私の好きな曲』所収、1977年) |
で、そこの文芸愛好家らしいきみたち、何やってんだい? |
いやよく知ってるよ、こっち系なのを。 |
芸術家とは、その内的な感性の鋭さ故に政治に背を向けるのではない。内的な繊細さが要求されてもいないときに外的な鈍感さを装う、きわめて政治的な存在なのである。それはほかでもない、制度的に深く政治に加担する存在だということだ。〔・・・〕 自分には政治のことはよくわからないと公言しつつ、ほとんど無意識のうちに政治的な役割を演じてしまう人間をいやというほど目にしている…。学問に、あるいは芸術に専念して政治からは顔をそむけるふりをしながら彼らが演じてしまう悪質の政治的役割がどんなものかを、あえてここで列挙しようとは思わぬが……。 混乱に対して共感を示さずにおくことの演じうる政治性に無自覚であることの高度の政治的選択。(蓮實重彦『凡庸な芸術家の肖像』1988年) |