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2025年4月18日金曜日

馬鹿にされても忘れた頃に吠え出す「消費税絶対悪カルト」

 

ははあ、アンチ消費税カルトを巧みに馬鹿にしている人がいるな、私は永江一石という人を今までまったく知らなかったんだが、これは要領を得た嘲弄だね。

@IssekiNagae Apr 17, 2025


情弱との会話


弱「とにかく消費税いらん。なくせ」


日本は毎年20兆円の赤字で借金は1400兆円。消費税なくして24兆円減るともうやっていけないよ。高齢者がほとんど使う社会保障だけで140兆円弱と税収の2倍だ。


弱「そんなことはない。日本は金持だ」


日本政府のバランスシートはマイナス700兆円で毎年20兆円の赤字だよ


弱「じゃあ無駄なものを削ればいいんだ」


例えば?


弱「国会議員の給料(報酬なんだけど)を削れ」


国会議員はたった700人。全員死刑にして全ての国会経費を無くしても500億円弱。消費税の1/500だぞ


弱「じゃあ官僚の天下りをなくせばでる」


官僚の再就職は全て公開されている。URL見せるからどれが天下りでいくら使われてるか指摘して


弱「・・・こども家庭庁をなくせ」


この通りこども家庭庁の予算はほとんど子供のいる家庭に使われている。どれを削る?


弱「・・・外国人優遇をなくせ」


具体的にどれが優遇?


弱「海外にばら撒きをやめろ」


海外へは貸付で利息もとってる。


※この辺でレスがなくなる。しかしまた消費税なくせと忘れた頃に吠えだす














まさしくそうだ、連中は馬鹿にされても「また消費税なくせと忘れた頃に吠えだす」ことに特徴がある。


ほかにも例えば永江一石「消費税やめて法人税あげろ!→日本が世界一法人税高くなるからこうなるぞ 」(2024.06.06)



おい、アンチ消費税カルトの皆さんよ、こんなに馬鹿にされてんだから、ムッツリ助平やっておらずに「理論的に」言い返せよ、たんに闇雲に吠えるだけじゃなくてさ。



私はどうもアンチ消費税カルトは3年前に「ロシア絶対悪カルト」やってた集団と「構造的には」同じたぐいとしか思えないんだがね。


伝統的にロシア(ソ連)に対して悪いイメージが支配する日本の政治・社会がロシアのウクライナに対する武力侵攻に対してロシア非難・批判一色に染まったのは、予想範囲内のことでした。しかし、一定の肯定的評価を得ている学者、研究者、ジャーナリストまでが一方的な非難・批判の側に組みする姿を見て、私は日本の政治・社会の根深い病理を改めて思い知らされました。〔・・・〕日本の政治・社会の際立った病理の一つは、「赤信号一緒に渡れば怖くない」という集団心理の働きが極めて強いということです。ロシア非難・批判一色に染まったのはその典型的現れです。(東アジアの平和に対するロシア・ウクライナ紛争の啓示 浅井基文 3/21/2022


つまり、アンチ消費税カルトの別名は「消費税絶対悪カルト」だ。ちなみにーーご存知だとは思うがーー、カルト(cult) と カルチャー(culture) はどちらもラテン語の colere の過去分詞に由来しており、colere は「世話をする、守る、耕す、耕作する」という意味で、ラテン語の cultus に発展した。cultus は「世話、労働、耕作、文化、崇拝、尊敬」という意味である。「ロシア絶対悪カルト」も「消費税絶対悪カルト」も蛸壺ムラビト文化の典型的症状と言ってよいのではないか。



トゥキュディデスの教え」でも掲げたがね、







最低限、蛸壺ムラ人から逃れるためには、こういった国際比較データ見ないとな。

より詳しくはーー、


🔗

消費税など(消費課税)に関する資料

🔗

所得税など(個人所得課税)に関する資料

🔗

法人税など(法人課税)に関する資料

🔗

国民負担率に関する資料




で、こういうデータを見ないまま吠えるのはホントにやめといたほうがいいよ。見てもすぐ忘れるとか、こんなの財務省の洗脳情報とか言うんだったら、病膏肓に入った「消費税絶対悪カルト」と言うほかないね。

宗教の信者自体、フロイトの言っているようなアスペクトがあるんだが、カルトはいっそう「知性への恫喝」だからな。

人間の宗教は集団妄想の一種と見做すべきである。言うまでもなく、妄想に囚われている人間はそれが妄想であることを認めない。〔・・・〕宗教の前提にあるのは、知性への恫喝である。

Als solchen Massenwahn müssen wir auch die Religionen der Menschheit kennzeichnen. Den Wahn erkennt natürlich niemals, wer ihn selbst noch teilt. (…)  die Einschüchterung der Intelligenz zur Voraussetzung hat.

(フロイト『文化の中の居心地の悪さ』第2章, 1930年)