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2025年6月24日火曜日

イラン反撃の壊滅的な影響(ペペ・エスコバル)

 


◼️ペペ・エスコバル「米国の攻撃に対するイランの反応は今まさに起こりその壊滅的な影響」

2025年6月24日

Pepe Escobar: Iran’s Response to US Attack Just Happened & Its DEVASTATING 2025/06/24


Акичка@4mYeeFHhA6H1OnF 2025年6月24日

Pepe Escobar;

つまり、彼ら(イラン側)は最初の24時間、完全に不意を突かれていたのです。そしてもちろん、非常に重要かつセンシティブな場面がありました。

特にここモスクワでは極めて微妙な問題でした。

(※Pepe Escobarは現在モスクワ滞在中)


私はモスクワに滞在している客人として、非常に丁重かつ寛大に扱われてきましたから、その点について話すことができます。

しかし時として、外国人である私だからこそ、ロシアのメディア、それも政権寄りのメディアでさえ言えないようなことを語れる立場にあります。


ロシアは、イスラエルの攻撃の初動でイランの軍事ネットワークがハッキングされた後、その復旧を支援しました。

これは、いまだにロシア国内では

タブー視されている話題です。


先週、サンクトペテルブルク・フォーラムでも、その話題の余韻がいくつか見られました。

私は周辺の個別会話の中で、それに触れました。


私はいつもこの点を提起するようにしています。

つまり、「ロシアは実際にイランをどう支援しているのか?」という問いです。


我々の知らないことが数多く存在します。

そして、それらが公にされるべきではないということも非常に重要です。


本日行われたプーチン大統領とアッバース・アラーグチー外相の会談も、そうした文脈にあります。

会談は数時間前、モスクワ時間で午後の早い時間に行われました。現在、モスクワは夜10時15分ですが、これまでのところ、実質的なリークは出ていません。


しかし、ペスコフ報道官の発言には、極めて重要な意味が含まれていました。

ご存じの通り、ペスコフ氏はプーチン大統領のスポークスマンです。彼はこう言いました。

「全てはイラン側が我々に何を求めるかにかかっている」と。


つまり、ボールはイラン側にあるというわけです。

もしイランが「常識を超えた」レベルの支援を求めれば、我々は対応する用意がある。

あらゆる領域において、その準備がある、そういう意味です。


そして、プーチン大統領が語った内容も、漏れ伝えられているかぎりでは、同じ方向性にあります。

すなわち、「我々はすでにイランを外交的に支援している。もちろん、外交的解決を望んでいる。だが、我々はオープンである」という立場です。


そして、彼はこの点を繰り返し強調しなければなりません。

「我々はイランに核兵器を供与することはできない。なぜなら、我々は核拡散防止条約(NPT)の締約国であり、法的な制約があるからだ」と。


忘れてはならないのは、プーチン大統領は

「法を重んじる人物」であるということです。

ですから、それは正しいのです。


しかし、これこそが、モスクワでここ24時間ほど

議論が沸騰している核心部分です。




イランは今やBRICSとグローバルサウスの防衛の最前線(ぺぺ・エスコバル)