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◼️アンジェロ・ジュリアーノAngelo Giuliano @angeloinchina 2025/09/25 |
彼らはずっと、トランプは平和を望んでいるが、ディープステートによって阻まれていると言っていた。 真実?トランプこそディープステートだ。 彼の政策はどれもバイデンと全く同じだ。 違いはスタイルだけだ。老衰して退屈なバイデンから、自己中心的で毎日何千もの嘘を吐くトランプへと変わった。 •トランプは軍事費を増額した。 •トランプはイランへの侵略を承認した。 •トランプはイスラエルの大量虐殺を100%支持した。 •トランプはエプスタインのファイルでエリート層を擁護した。 •トランプはウクライナとNATOによるロシアへの侵略を全面的に支持している。 •トランプは依然としてUSAID/NED、そしてソロスのNGOを利用してアジアの政府を転覆させている。 役者は変わり、道化師のショーも変わったが、行動は全く同じだ。 そろそろ認めるべき時だ。また騙された。そう、まただ。 どうなると思う?また救世主が現れて、人々はそれに騙されるだろう。 オバマを覚えているだろうか?役者が変わっただけで、ディープステートの長期的な政策は変わらない。 |
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「トランプこそディープステートだ」Trump IS the deep state とアンジェロは言っているが、在庫の中からディープステートについてのいくつか。
◼️「オールイン・サミット2024 」YouTube公開2024年9月17日 |
ミアシャイマー:レジームチェンジを行い、世界を支配しようとするには、アメリカは莫大な権力を必要とする。だからこそディープステートが形成されたのです。 これは、自由主義と憲法原則が帝国主義のために侵食される、まさにオーウェル的な構造を生み出している。それがアメリカを破壊している。 |
Mearsheimer:To conduct regime change and try dominating the world, America needs IMMENSE power. That’s why the Deep State was formed. This creates a very Orwellian structure where liberalism and constitutional principles erode for Imperialism. It’s destroying America |
◾️マイケル・ハドソン「ドル覇権の愚かな運命」2023年11月26日 |
The Dumb Luck of Dollar Hegemony by Michael Hudson, November 26, 2023 |
歴史家は、バイデンはおそらく現代史上最悪の大統領であり、オバマよりもひどいと言うだろう。 しかし実際はバイデンの問題ではない。というのも、バイデンは、彼の背後にいるディープステート全体のフロントマン、ネオコン・グループ全体のフロントマンに過ぎないからだ。そのまさにネオコンのメンタリティが、好戦的な金融資本主義の最後のあがきであり、米国全体の計画を自己崩壊させるものだ。 |
I think historians will say, well, Biden has been probably the worst president in modern history, even worse than Obama. But it really isn’t Biden because Biden is just a front man for the whole deep state, for the whole neocon group behind him. And it’s really the neocon mentality, the sort of the last gasp of militant finance capitalism that is self-destructive of this whole American plan. |
◼️ミアシャイマー「ヨーロッパは生き残れるか」2025年3月20日 “Can Europe Survive?” premiered March 20, 2025. |
全体としてトランプはバイデンより悪いという基本的な指摘は、確かにその通りだと思う。 |
Look, I think your basic point that overall Trump is worse than Biden is certainly true. |
◾️マイケル・ハドソン「これ以上ないほど良好」2025年1月3日 As Good As It Gets By Michael Hudson, January 3, 2025 |
アメリカの大統領はディープステートのお飾り、フロントマンになっている。 そして、大統領職によってディープステートのコントロールを取り戻すまで、アメリカがどの国とも何に関しても取引できるとは思ええない。 |
Presidents in America have become figureheads, frontmen for the deep state. And until you regain control of the deep state by the presidency, I don’t see how America can make any deal with any country over anything. |
◼️ジェフリー・サックス「彼らは気にしない!ーーガザとウクライナでの民間人犠牲者に対する米国の対応」They don't care!" Jeffrey Sachs on US approach to Civilian Deaths in Gaza and Ukraine, Jan 9 2025 |
プーチンはおそらく誰よりもアメリカのディープステートを理解している。 "Putin gets it. He understands the American deep state perhaps more than anyone" |
ーーこれは2017年のフィガロのインタビューでのプーチン発言を基にしてそう言っている。 |
私はすでに3人のアメリカ大統領と接してきた。大統領は入れ替わるが、政治はいつも同じだ。なぜか? 官僚機構が強大だから。大統領が選ばれたとき、彼らは何かアイデアを持っているかもしれない。そして、ブリーフケースを持った人たちが、身だしなみよく、私と同じようなダークスーツを着てやってくる。赤いネクタイを除いてだが、彼らは黒か濃紺のものを好むようだから。この人たちは、物事がどのように行われるかを説明し始める。すると、たちまちすべてが変わってしまう。これは、どの政権でも起こることだ。(プーチンインタビュー、フィガロ 2017/05/29) |
I have already spoken to three US Presidents. They come and go, but politics stay the same at all times. Do you know why? Because of the powerful bureaucracy. When a person is elected, they may have some ideas. Then people with briefcases arrive, well dressed, wearing dark suits, just like mine, except for the red tie, since they wear black or dark blue ones. These people start explaining how things are done. And instantly, everything changes. This is what happens with every administration. ーVladimir Putin's interview with Le Figaro. recorded on May 29 2017 |
◼️トーマス・ファジ「トランプ政権下でも米国の外交政策があまり変わらない理由ーーそれは愚かなディープステートのせいだ」2024年11月26日 |
"Why US foreign policy won’t change much under Trump" It's the deep state, stupid THOMAS FAZI, NOV 26, 2024 |
米国の外交政策が根本的に変わる可能性が低い理由は、意思決定システムの制度的慣性にある。米国の外交政策は官僚主義が強く、さまざまな影響力を持つグループ間の利害のバランスから独立して機能することはできない。大統領は大きな権力を握っているが、重要な外交政策の決定については議会を考慮する必要がある。 他の意思決定分野と同様に、ディープステートの外交政策への影響は依然として大きい。議会では、ロシアと中国の封じ込め、NATOの維持、イスラエルの支援という米国の外交政策の主要分野について超党派のコンセンサスが存在する。 このコンセンサスは、包括的な戦略を維持しながら、戦術的な調整しか許さない。 したがって、トランプ2期目は、より現実的な外交政策につながる可能性が高い。 トランプ政権は、中国に対するより厳しい姿勢、ウクライナへの支援の縮小、NATO内の責任の再分配、世界的な同盟や協定への米国の関与の縮小に重点を置くだろう。 こうした変化は重要なものに見えるかもしれないが、ワシントンの長期的な外交政策の方向性を全面的に見直すことにはならないだろう。 |
The reason radical changes in US foreign policy are unlikely lies in the institutional inertia of the decision-making system. The country’s foreign policy is heavily bureaucratised and cannot operate independently of the balance of interests among various influence groups. The president wields substantial power, but must consider Congress for important foreign policy decisions. As in other areas of decision-making, the influence of the deep state on foreign policy remains significant. In Congress, a bipartisan consensus exists on key areas of American foreign policy: containment of Russia and China, maintaining NATO and supporting Israel. This consensus allows for only tactical adjustments while preserving the overarching strategy. Thus, a second Trump term will likely lead to a more pragmatic foreign policy. His administration would likely focus on a tougher stance towards China, reduced support for Ukraine, redistribution of responsibilities within NATO and decreased US involvement in global alliances and agreements. While these changes may appear significant, they will not constitute a complete overhaul of Washington’s long-term foreign policy direction. |
◼️「トランプ、エプスタイン、そしてディープステート」 |
Trump, Epstein and the Deep State Chris Hedges@ChrisLynnHedges 2025/07/13 |
トランプ政権が、ペドフィリアのジェフリー・エプスタインの活動に関する捜査で集められたファイルや動画の公開を拒否したことで、トランプ支持者や騙されやすいリベラル派が抱く、「トランプがディープステートを解体する」という不条理な考えは終結するはずだ。トランプは、民主党員、共和党員を問わず、億万長者や著名人といった政治家たちの忌まわしい陰謀団の一員であり、そして長きにわたりその一員であり続けてきた。彼らは私たち、そしてしばしば未成年の少年少女たちを、利益や快楽のために搾取する商品と見なしているのだ。 |
The refusal by the Trump administration to release the files and videos amassed during investigations into the activities of the pedophile Jeffrey Epstein, should put to rest the absurd idea, embraced by Trump supporters and gullible liberals, that Trump will dismantle the Deep State. Trump is part of, and has long been part of, the repugnant cabal of politicians – Democrat and Republican – billionaires and celebrities who look at us, and often underage girls and boys, as commodities to exploit for profit or pleasure. |
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※附記
ブライアン・バーレティックBrian Berletic@BrianJBerletic 2025/09/25 分業。戦略的な順序付け。 米国の「戦争長官」ピート・ヘグセスは2月に、米国はウクライナをヨーロッパに押し付けている(戦争を終わらせるのではなく)と述べ、中国と対峙するためにアジアに軸足を移していると明言した。 そしてそれ以来、米国はまさにその通りのことをしてきた。 これは米国の代理戦争として始まった。そして今もなお、完全に米国の代理戦争であり、米国の外交政策目的にのみ利益をもたらし、ヨーロッパを犠牲にしている。 米国はウクライナ戦争継続に100%コミットしている。ドイツからウクライナ軍を指揮し、ウクライナ国内のウクライナ情報機関を指揮し、ウクライナのあらゆる長距離攻撃にISR(情報監視)を提供し続けている。これらはすべて、ウクライナが戦闘を継続するために不可欠なものだ。 |
現在起こっている主な変化は、欧州の公的資金が実際の国民から代理戦争への投資に転用され、米国が資源を中国に向けていることである。 欧州諸国政府は「ロシアの挑発行為」を理由に、この移行を正当化しようとしている。米国を代理戦争に引き留めるためではない! 米国はウクライナへの武器供与を続けている。ただ欧州に費用を負担させているだけだ。たとえそうであるとも… そして今、米国は中国との対決に向けて軍の再編を進めながら、1ヶ月で3つのアジア諸国(インドネシア、ネパール、フィリピン)を標的とした、米国仕組んだ騒乱でアジアをひっくり返そうとしている。 トランプ政権下の米国がウクライナ戦争を終結させていないことに人々は驚いている(24時間で終わらせることもできたのに)。しかし、バイデン政権が中断したところを引き継いだトランプ政権は、2月にそのようなことはしないと明言したのだ。 |
米国がインドと中国に制裁を課さないのは、効果的な方法がまだ見つかっていないからではなく、選択によるものだと考えている人たちは、米国が最終的に戦略を決定したときに失望するだろう。 米国の目標は依然として、世界における優位性を維持し、ロシアと中国を含む同等あるいはそれに近い競争相手を排除することである。 多極化した世界がそれを強いるまで、この状況は変わらない。 |
《多極化した世界がそれを強いるまで、この状況は変わらない。》とブライアンは言ってるが、BRICSしかないんだよ、それとBRICSのイデオロギー部門SCO(上海協力機構)しか。ネオコンの粋ブレジンスキー戦略を止めるには、ね。
◾️ジェフリー・サックス「BRICS首脳会議はネオコンの妄信の終焉を告げるものであるべきだ」 |
The BRICS Summit Should Mark the End of Neocon Delusions, JEFFREY D. SACHS Nov 02, 2024 |
ロシアのカザンで最近開かれたBRICS首脳会談は、ズビグネフ・ブレジンスキーの1997年の著書『世界のチェス盤:アメリカの優位性とその地政学的義務』の副題に要約されたネオコンの妄想の終焉を象徴するものである。1990年代以来、アメリカの外交政策の目標は「優位性」、つまり世界覇権であった。アメリカが選んだ手段は、戦争、政権交代作戦、一方的な強制措置(経済制裁)であった。カザンには、アメリカの威圧を拒否し、覇権を主張するアメリカに屈しない、世界人口の半分以上を占める35カ国が集まった。 |
The recent BRICS Summit in Kazan, Russia should mark the end of the Neocon delusions encapsulated in the subtitle of Zbigniew Brzezinski’s 1997 book, The Global Chessboard: American Primacy and its Geostrategic Imperatives. Since the 1990s, the goal of American foreign policy has been “primacy,” aka global hegemony. The U.S. methods of choice have been wars, regime change operations, and unilateral coercive measures (economic sanctions). Kazan brought together 35 countries with more than half the world population that reject the U.S. bullying and that are not cowed by U.S. claims of hegemony. |
◼️セルゲイ・グラジエフ、2025年6月13日 |
Sergey Glazyev, Telegram Jun 13 2025 Академик для думающих людей |
ワシントンはブレジンスキーの自殺的な戦略を遂行し続けている。それは5段階から成る。ウクライナの掌握、ヨーロッパとロシアの分離、ロシアの征服、イランの破壊、そして中国の孤立化だ。彼らは第3段階でつまずき、今や第4段階に突入したのだ。 |
"Washington continues to implement Brzezinski's suicidal strategy, which consists of five stages: the seizure of Ukraine, the separation of Europe from Russia, the subjugation of Russia, the destruction of Iran, and the isolation of China. Having stumbled on the third stage, they have now begun the fourth." |
で、ホントに悲しいねえ、いまだBRICSに日本がいないのは。