話題のラファエル・ピション(Raphaël Pichon)のヨハネ新録音。
このルシール・リシャルドー(Lucile Richardot)の声、こよなくすばらしい。特に2分35秒ぐらいから始まるピアニッシモ。
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[NEW RELEASE] Johannes Passion | Es ist vollbracht | Lucile Richardot, Pygmalion, Raphaël Pichon |
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ーーこの《すべては終わった Es ist vollbracht 》にはひどく驚いた、今まで聴いてきたものとはまったく違った風にきこえてくる。 なお2018年のステージ録音におけるピション=リシャルドーの「すべては終わった」➤Aria Intro: 1:49:40 この演奏自体も傑出した神々しさがあるが、今回のものははるかにまさる。 ほかにも2026年の録音映像としては次のふたつがYouTubeに落ちている。 |
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[NEW RELEASE] Johannes Passion | Herr unser herrscher | Pygmalion, Raphaël Pichon |
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[NEW RELEASE] Johannes Passion | Ruht Wohl | Pygmalion, Raphaël Pichon |
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ラファエル・ピション(Raphaël Pichon)にはウットリするね。ボクが女だったら惚れ込んだだろうよ。もともと彼には、2021年のマタイを聴いて以後、なかば追っかけ気味なんだが。
この2021年のマタイ全曲版はいったんはYouTubeから削除されたが、今は韓国の人のアカウントでアップされている。このコロナ期の録音は、コロナ危機ゆえにいっそう気合いが入っていたのかも、と思わせるほど奇跡的な演奏だ。
ところでピションは今回の録音で嫁さんのサビーヌ・ドゥヴィエル(Sabine Devieilhe)を使っていないんだがーー代わりにソプラノにはイン・ファン(Ying Fang)ーー、 2人の関係ダイジョウブかね。
ラファエル&サビーヌのBWV199のアリアは素晴らしかった、➤Sabine Devieilhe – Bach: "Stumme Seufzer, stille Klagen", Aria (Mein Herze schwimmt im Blut BWV 199)
だがその後録音されたバッハ結婚カンタータBWV202の冒頭の至高のアリア「いまぞ去れ、悲しみの影よ」のサビーヌの声(今はYouTubeから削除されている)は驚くほど精彩がなくどうしたんだろ、と感じたものだが。
