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2020年8月31日月曜日

アファナシエフ1972

◼️Valery Afanassiev 1972




◼️Afanassiev 1972
(Queen Elisabeth International Competition, Recital of the 1st prize laureate)



◼️Afanassiev 1969-1971




◼️Afanassiev 2019





2018年2月16日金曜日

レジーヌ・クレスパン Régine Crespin 賛

レジーヌ・クレスパンは実にいい。一年より少し前だったか、彼女のフォーレシューマンに惚れ惚れしたのだけれど、ベルリオーズの「夏の夜」もとってもいい。

むかしの名高い歌手の多くはひどくウマいとは感じながら、大時代的すぎてやや抵抗がある時があるのだけれど、クレスパンの滑らかで澱みのない澄んだ声にはその抵抗がまったくなく、とてもモダンだ。

◆Régine Crespin-"Le Spectre de la Rose 薔薇の精"- Nuits d'été




ーーいやあボクの恋人、ベルナルダ・フィンク Bernarda Finkは(この曲にかんしては)ぜんぜん負けている・・・


◆Berlioz/Ravel - Les Nuits d'été/Shéhérazade (Century's recording : Régine Crespin/Ansermet)




ーー冒頭のベルリオーズもそうだけれど、ドビュッシーの『ビリティスの3つの歌
Trois chansons de Bilitis 』の二曲目 「La Chevelure 髪」(49:09)なんてクラクラしそうになる。

とはいえ、この曲はAnne Sofie von Otterでしか聴いたことがなかったのだけれど、いまいくらか当ってみると、冥界を彷徨うような Eileen Farrell もひどくいいな・・・

◆Eileen Farrell sings Debussy's "La Chevelure"



アイリーン・ファーレル Eileen Farrell バッハのBWV127で、ボクの記憶に強く残っている歌手ではあるけれど、それ以外は(たぶん、まともには)聴いたことがなかった。

◆Eileen Farrell sings Bach - Cantatas 79 and 127



ーーとはいえ、今聴くと、 Herrewegheととものドロテー・ミールズ Dorothee Mieldsのほうが、今のわたくしには(リズムの喜び、軽やかさの喜びがあって)馴染むな。

なにはともあれアイリーン・ファーレルの歌う冒頭の(BWV127の三曲目)の「魂はイエスの御手に憩うて Die Seele ruht in Jesu Handen」は、マタイの 「愛ゆえに 我が救い主は死に給う Aus Liebe will mein Heiland sterben」 と『結婚カンタータ』BWV202 冒頭の「しりぞけ、もの悲しき影 Weichet nur, betrübte Schatten」と同じくらいの至高のソプラノアリアだというのは、ま、いわば定説である(すくなくともボクの)。

というわけで、結局バッハが好きなんだけどさ、バッハを歌わないレジーヌ・クレスパンだってとってもいいさ。




2018年1月2日火曜日

内部に向う女たち

村治佳織さんは、1978年生れ、今年40才なのか。

⋯⋯⋯⋯

もうすぐ40才だな



ーー「絵はいつから?」

「幼稚園の頃からずっとよ」
「だけど、いつからか、白い画用紙に一本の線すらひけなくなったの」

ーーひどく惜しいね




池の中に咲いている蓮の花は、みんな玉のようにまっ白で、そのまん中にある金色の蕊からは、何とも云えない好い匂が、絶間なくあたりへ溢れて居ります。

○○様はその池のふちで蹲踞され、蓮の花に放尿されました。花は放尿の重みで頭を垂れ、ふと頭髪の毛も太る黒洞々たる夜が露わになりました。

この極楽の蓮池の下は、丁度地獄の底に当って居りますから、水晶のような水を透き徹して、三途の河や針の山の景色が、丁度覗き眼鏡を見るように、はっきりと見えるのでございます。

するとその地獄の底に、蚊居肢と云う男が一人、ほかの罪人と一しょに蠢いている姿が、御眼に止まりました。

○○様は、この男を地獄から救い出してやろうと御考えになりました。幸い、側を見ますと、翡翠のような色をした蓮の葉の上に、極楽の蜘蛛が一匹、美しい銀色の糸をかけて居ります。○○様はその蜘蛛の糸をそっと御手に御取りになって、玉のような白蓮の間から、遥か下にある地獄の底へ、まっすぐにそれを御下しなさいました。

(以下、14行略)

⋯⋯⋯⋯

◆Kaori Muraji - Kanno: Hana wa Saku (Flowers will Bloom)




ーーこういった女性に惚れないわけにはいかないね、

だいたいボクは女優やらよりも音楽家の女性に惚れやすいタチなんだけどさ

傑出した音楽家の身体、とくにその眼差しは内部に向かっている、そこが女優たちと大きく異なる。

夏の光にひかれて外に向って激しく開かれていた感覚も静まり、心は内へ向う。途切れていた反省と思索とが、しばらく忘れていたリズムを取りもどしながら、内面を流れはじめる。(森有正「霧の朝」)

(ひとつのおとに
 ひとつのこえに
 みみをすますことが
 もうひとつのおとに
 もうひとつのこえに
 みみをふさぐことに
 ならないように)

ーー谷川俊太郎「みみをすます」


2001年、23才の佳織の美しさといったら!

◆Kaori Muraji - 村治佳織 - Homenaje a Debussy HD (Manuel De Falla)



ーーもっとも演奏自体は、Julian Breamの沈黙の美は欠けているけれど、これだけ美女だったらなんでも許すね、

佳織ちゃん、いつかドビュッシーの夢やってくれないかな、

◆Debussy - Rêverie - Classical Guitar




たとえば弟さんと一緒に。

◆Soichi Muraji&Kaori Muraji 村治奏一 & 村治佳織3of3