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2019年11月22日金曜日

私を泣かせてください




ヌリア・リアルはバッハのカンタータをしばしば歌うので、ときに聴くのだが、真に魅せられたことはない。でも上のヘンデルの 「Lascia ch'io pianga(私を泣かせてください)」はとってもいい。惚れ惚れする。

1975年カタローニア生まれのヌリア・リアル Nuria Rialは実に愛らしい顔をしている。




ーーこの娘が「私を泣かせてください」で「母」になったのである。


次の映像は録音風景だが、たいして髪の手入れもせず、飾り気のない田舎娘という感じで、とっても自然な女性だ。





それほど気に入っていなかったヌリアの「ずっとあなたを見つめ PUR TI MIRO」をふたたび聴いてみることになる。遡及的な愛である。





わたくしはこの曲にかんしては至高のバッハ歌いのひとりアーリーン・オジェーArleen Auger のものを好んできたのだがーーとくに冒頭の静けさから湧き上るような呼び声ーーー、ヌリアの自然さだってとってもいいさ。