超自我ってのはほとんど誰も分かってないんだよ、むかしのことだからしょうがないが、「二十世紀後半の最高の哲学者」ドゥルーズ は徹底的にダメだし、この今になってもドゥルーズ 派は阿呆鳥ばかりだよ、少なくとも超自我に関しては、と言っておくがね。憲法超自我論の「日本唯一の思想家」柄谷行人ももちろんウンコちゃんだしな。
でも世界に五人(?)ぐらいはいるかもな。日本にはもちろんゼロだよ。蚊居肢子かい?彼は日本国籍捨ててるからな。
ラカン協会理事長の立木康介君ってのはゼンゼンだめに見えるな、頭がとってもカタイよ。松本卓也君はいくらか見込みがあるがね、彼はあと五年ぐらい真に頑張ったら、超自我の内実を明晰に示せるかも。でもエライさんに懐柔されがちな性格してるからな、立木に飼い馴らされなかったらいいんだが。
で、あっさり言えば、超自我ってのは主体$、斜線を引かれた主体、欲動の主体にとっても接近した内実をもっている。超自我ってのは、自我を超えて人を支配する原無意識(エス)の代理人で、中井久夫の「メタ私」概念はかなりいける。もっとも「日本唯一の精神分析家」中井久夫自体、超自我と自我理想(父の名)が区別できていないのは残念至極。
大切なのはこれを一論文書いてーー書籍にしたら五百頁ぐらいいるかもなーーしっかり示すことなんだがな。そんなの誰も読まないから誰も書かないさ。で、今後も日本では東浩紀のたぐいの「超自我のない」云々とかいうインテリ木瓜の花が咲き続けるしかないんだろうよ、「まぁ、世界というのはその程度のものだと思います」(蓮實)。